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2018年2月20日 (火)

しょうせつ(56) 慟哭 著:貫井徳郎




≪あらすじより≫

連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。こうした緊張下で事態は新しい方向へ!幼女殺人や怪しげな宗教の生態、現代の家族を題材に、人間の内奥の痛切な叫びを、鮮やかな構成と筆力で描破した本格長編。





初挑戦の貫井徳郎さん。

救いを求める男と、幼女誘拐事件を追う捜査一課長、二人の視点で描かれた構成。お互いにストーリーが流れるようにスルスルと進んでいき、特に、怪しげな宗教にのめり込んでいく松本さんパートの転げ落ち具合が見事過ぎ(笑)で、とにかく退屈させない。捜査も、そして犯行もいよいよ佳境に入り、さぁどのタイミングで出会うのか、それとも…わくわく (*^m^)



そして、冴え渡る読者だまし!!



貫井徳郎さんってこういう事すーるーんーだぁー Σ(・ω・ノ)ノ!

これはノーマークだったなぁ…。去年ちょいちょい警察小説の世界に足を踏み入れたやまるさんなのだが、踏み入れたが故の先入観、警察小説ってこういう感じ的な思い込みが知らぬ間に出来ていたらしい。いやいや、トリッキーな作品も、そりゃあるよね…。


次回の貫井作品は、もっともっと注意深く読まねば…




2018年2月 7日 (水)

しょうせつ(55) ifの迷宮 著:柄刀一





≪あらすじより≫

とっくに死んだはずの人物の遺伝子が、殺人事件現場から発見されたら!?遺伝子治療や体細胞移植を手がける最先端医療企業SOMONグループ。その中枢を担う宗門家で、顔と手足が焼かれた女性の死体が発見された。現場のDNA鑑定が示したのは、“死者の甦り”という肯きがたい事実だった―。読者を謎の迷宮へ誘う本格推理の真骨頂。




あらすじといい、導入の雰囲気といい、これは腰を据えてかからねば感が滲みだしている。

とか思いながら、鼻息荒く読み始めたのだけど…



ちょっとテーマが重い…



ちょっと文章も重い…



ちょっと序盤に提供される情報量が多くて大混乱…



出鼻をくじかれ、やまるさんはやっぱりまだまだ読書ビギナーなんだなぁ…って実感させられた。諸々の要因でキャパオーバーを起こしてしまい、内容がスッと入ってこない (;;;´Д`)
頭がぼうっとしてるから、状況が想像できない。推理なんてとてもとても…。



その後、読み進めるとだんだん文章にも慣れ、情報も整理されていったのでどうにかクールダウンしてエンディングを迎えることができた。トリックは全くの予想外で驚かされるものだったし、犯行の動機やそれぞれの人物の感情の交錯も、テーマに沿っていて深く考えさせられる興味深いものだったわけだが…うーん、情けないぜやまるさん。


集中力、読解力、想像力、それに倫理感を刺激される事への免疫力…鍛えるべき課題がいっぱい見つかってしまった今日この頃。



柄刀一さんの推理小説はうちにもう一冊積み本があるので…今度は、もっともっと気合い入れて読むのだ! (◎´∀`)ノ

2018年1月31日 (水)

しょうせつ(54) マスカレード・ホテル 著:東野圭吾





≪あらすじより≫

都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?いま幕が開く傑作新シリーズ。




ホテル従業員と刑事、未だかつてないタッグだ多分。なんか面白い。

しかしながら、ただ奇をてらっただけではなく、その組み合わせには確固たる狙いみたいなものが秘められている。

お客様の為に尽くし、最高のサービスを提供する接客のプロと、全ての人間を疑ってかかり、凶悪犯罪を未然に防ぐため目を光らせる捜査のプロ。相反し過ぎてて、連携なんてとても不可能と思える両者が力を合わせて事件に立ち向かっていく。しかもどちらも意地が強いというか、プライドが高いので、衝突やトラブルもガンガン起きる。

それでも、ぶつかりながらも少しずつ息が合ってくる二人を見ていると、ウムウム、、頑張れ頑張れって思う僕なのであった。山岸さんも新田さんもカッコイイ!


伏線とその回収、そしてクライマックスの展開については少~し無理矢理感を覚えないでもなかったけれど…まぁでも、これはこれで楽しいっ ヽ(´▽`)/



2018年1月24日 (水)

しょうせつ(53) 月光ゲーム 著:有栖川有栖




≪あらすじより≫

夏合宿のために矢吹山のキャンプ場へやってきた英都大学推理小説研究会の面々―江神部長や有栖川有栖らの一行を、予想だにしない事態が待ち構えていた。矢吹山が噴火し、偶然一緒になった三グループの学生たちは、一瞬にして陸の孤島と化したキャンプ場に閉じ込められてしまったのだ。その極限状況の中、まるで月の魔力に誘われでもしたように出没する殺人鬼。その魔の手にかかり、ひとり、またひとりとキャンプ仲間が殺されていく…。いったい犯人は誰なのか。そして、現場に遺されたyの意味するものは何。





群馬県の火山活動が真っ只中のタイミングでこの作品に出会ってしまうあたり、実にやまるさんらしいというか…。

でも、誓って不謹慎な気持ちなどこれっぽっちもなく、現実の火山活動とは何ら関連性もなく、純粋に小説【月光ゲーム】の個人的感想のみ記させていただきますので悪しからず。




さて、クローズドサークルなミステリーが基本大好きなやまるさん。大雪、嵐、吊り橋崩落…閉鎖的状況は数あれど、火山噴火でのクローズドは初めてである。最大級の危機が目前に訪れる導入部分から、一気にストーリーに引き込まれる~ ∑(=゚ω゚=;)


先日読んだ雪密室に引き続き、今回も読者への挑戦宣言あり。燃えるっ!

まぁ僕の推理は相変わらず外れてしまったのだけど…理詰めの謎解きに大満足なのであった (≧m≦)



ところで、有栖川有栖さん久しぶりに読むのだけど…ずいぶん昔の作品でも、やっぱり作中に本人が登場するんやね…。
今まで読んだどの作品も素敵なんだけど、どうしてもそこに馴染めない。いや、馴染めないというか、カタカナでアリスって呼ばせるあたり、何度読んでもちょっと笑いそうになってしまう…そこだけ、ごめんなさい。




2018年1月18日 (木)

あにめ(8) PSYCHO-PASS サイコパス





ひそかに!




年末年始!!




ハマったーーー!!! ヽ(´▽`)/




入りは、リボーンの人の絵が気になって見た、程度だったのだけど…年末からガッツリのめり込んで、気付けば2期まで見倒しても興奮冷めやらず。

とりあえずキャラについての最終の感想を言うと、宜野座さん(←漢字合ってる?)がカッコ良かったなぁ…順風満帆ではなかったので気の毒ではあったけれど、失敗も弱さも辛い経験も含めて、キャラとしての魅力は一番だと思う宜野座さん。


そして何よりこのアニメ、ストーリーがイイ (゚▽゚*)

シビュラシステムを軸として、めちゃめちゃ作り込まれた近未来の世界観。そしてそれだけでは飽き足らず、今度はその新しい未来への問題提起を行い、そこに風穴を開けて、ぶっ壊そうとする…。もう見どころ満載すぎてヨダレ出る。


そういう意味では、ジャンルは全く違うけれど、僕の中で貴志祐介さんの小説【新世界より】を彷彿とさせた。




まだ今年始まったばかりだけど…このままサイコパスが今年のやまるさん的ベストヒットアニメに輝きそうな気がするぜい… c(>ω<)ゞ



2018年1月17日 (水)

しょうせつ(52) 真夜中の喝采 著:浅田次郎





≪あらすじより≫

草壁明夫が殺された。広橋をスケープゴートにした大物政治家・山内龍造の悪行を報道した、あの気鋭のジャーナリストが…。訃報を耳にした広橋は凍りつき、草壁に伝え忘れたセリフを口にするために立ち上がる。一方ピスケンと軍曹は、ヤクザと悪徳政治家が自己弁護と保身に走るなか、正義の暴走を敢行する。三悪漢の破天荒な物語、ひとまず完結。





早くもシリーズ終わっちゃうのね (=´Д`=)ゞ

短期間で読んだせいか、ものすごくあっという間に思えてしまう。でもでも、そのあっという間の間に、三人組の活躍が僕の中にしっかり根付いている。
ピスケンは最後まで滅茶苦茶だし、軍曹は最後まで爆笑させてくれるし、ヒデさんは最後まで辛気臭い。けど三人とも、キメる時はバシっとキメる。


安定の破天荒。表現おかしいかもだけど、シリーズを通してそんな印象だった。

それが失われる、最後に旅立ちや別れが訪れた時に、何だか祭りのあとのような、とても寂しい気持ちになってしまったやまるさんなのであった…。



シリーズものが終わった時の喪失感ったら、ほんまに、もう… 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

2018年1月12日 (金)

しょうせつ(51) 雪密室 著:法月綸太郎





≪あらすじより≫

誇り高い美女からの招待で信州の山荘に出かけた法月警視だが、招待客が一堂に会したその夜、美女が殺される。建物の周囲は雪一色、そして彼女がいたはずの離れまで、犯人らしい人物の足跡もついていないのだ。この奇怪な密室殺人の謎に法月警視の息子綸太郎が挑戦する。出色本格推理。






次の読書はゴリゴリのミステリーとか、読みたいなぁ~ (◎´∀`)ノ



からの~



雪! 密! 室!



雪密室ですよ雪密室。響きが良いよね。念願叶ってゴリゴリのミステリーをゲット。
離れで起きた殺人事件。周囲の雪には足跡が無くて…みたいな ∑(=゚ω゚=;)

テンション上がるぜ…えへへ。


そしてトドメの『読者への挑戦』!


うー萌える。しかも機械的な手段を用いていない事を公言。好き好きこういうの好き。

あーでもない、こうでもないと色々な可能性を考える。時間を忘れて考える。これこそがミステリーの楽しみ方の原点やわ~とか思いながら。



まぁ推理当たんないんだけどね!



初めて読んだ法月綸太郎さん。僕が子供の頃の作品なので結構昔の一冊だが…そのおかげで(?)良い意味でのコテコテ感があり、安心安定で楽しめました ( ̄▽ ̄)



2018年1月 9日 (火)

しょうせつ(50) 血まみれのマリア 著:浅田次郎





≪あらすじより≫

ピスケンが恋をした。お相手は、「血まみれのマリア」こと阿部まりあ。泣く子も黙る救急救命センターの看護婦長で、今まさに息絶えんとする重体患者を救うこと数知れず、の奇跡を呼ぶ女だ。あまりに意外な組み合わせに、驚きのあまり絶句する軍曹とヒデさん。一途で不器用なピスケンは、マリアのもとに通いつめるが…。悪漢小説の金字塔、佳境の第2幕。





シリーズ二作目となり、悪党三人組の結束も高まった、というか馴染んできたというか ( ̄▽ ̄)

物騒な話ばかりなのに、どこかふざけたような、とぼけたような物言いや空気感が独特。
結構クレイジーでクセの強い人々が滅茶苦茶やってるのに、何となくホッコリしてしまう。


ただし表題の『血まみれのマリア』については、ちょっと読んでてオエってなった…だって血が…血が…怖いんだもん ゚゚(´O`)°゚


『カイゼル髭の鬼』での軍曹は、いつもより割り増しで異常者だけど面白くて、そして漢(オトコ!)だったなぁ (゚ー゚)


短編仕上げでノリが良いので、次へ次へとサクサク読んじゃう。次作での三人組の更なる暴れっぷりを楽しみにしております。





そんなわけで、9日ほどオーバーしてしまったが、やっとこさ年間50冊を達成~!ぱちぱち。
今年はもっとペース上げて、もっともっと素敵な本に出会っていきたいのであります。


新たなる第一歩、次の読書はゴリゴリのミステリーとか、読みたいなぁ~ (◎´∀`)ノ




2018年1月 7日 (日)

しょうせつ(49) 鈴木ごっこ 著:木下半太




≪あらすじより≫

「今日から、あなたたちは鈴木さんです」。巨額の借金を抱えた男女四人が豪邸に集められた。彼らの責務は、ここで一年間、家族として暮らすこと。見知らぬ者同士が「家族ごっこ」に慣れてきたある日、貸主から次なる命令が下った。失敗したら四人に未来はない―。貸主の企みの全貌が見えた瞬間、想像を超えた“二重の恐怖”がつきつけられる!






明けましての木下半太さん、今年もよろしくお願いしまーす。


というわけで鈴木ごっこ。タイトルからは内容が想像できないし、あらすじ読んでもオチがこれっぽっちも想像できない。ふざけてる?緊迫してる?それすらも不明…


読破に要した時間は1時間ちょっと。これはやまるさんにしては早い。とても早い。木下さんの作品は大体ぶっ飛んでる(笑)ので、あまりごちゃごちゃ考えずに身を任せて読むスタイルなのだけど…それにしても早い。


しかしながら、そのあっという間の読破の中に、あらすじにもある『想像を超えた恐怖』が見事に表現されている Σ( ̄ロ ̄lll)


ぶっ飛んでる中にも、しっかりとした伏線の回収や、奇想天外ではあるが納得のいくトリックやオチが用意されているのが木下半太さんの素敵なところかと。短いストーリーの中に、その良さがギュッと詰まっている鈴木ごっこ。木下半太さんを語るうえで、読み逃せない一冊ではないかな、と思うやまるさんなのであった (;;;´Д`)ゝ



2018年1月 2日 (火)

しょうせつ(48) 三人の悪党 著:浅田次郎





≪あらすじより≫

阪口健太、通称ピスケン。敵対する組の親分を殺り13年刑務所で過ごす。大河原勲、通称軍曹。湾岸派兵に断固反対し、単身クーデターを起こした挙句、自殺未遂。広橋秀彦、通称ヒデさん。収賄事件の罪を被り、大物議員に捨てられた元政治家秘書。あまりに個性的で価値観もバラバラな3人が、何の因果か徒党を組んで彼らを欺いた巨悪に挑む!悪漢小説の金字塔。




年間50冊の読書を目標に掲げてきたやまるさん。


2017年、達成できなかったなり… 。゜゜(´□`。)°゜。


冊数読めば良いってものでもないけど…目標を定めて達成するのって大切な事かなと。



…まぁでも落ち込んでいても仕方ないので、気持ちを新たに、目標据え置きで2018年もやっていこうっと ヽ(´▽`)/



気を取り直して、年末に会社の上司からお借りしてきたシリーズをバシバシ読んでいくのだ。



毒を以て毒を制す、を気持ち良いぐらいに実践したピカレスク。
悪党VS巨悪。悪と悪の戦いではあるが、必要以上の理不尽な暴力描写も無く、短編風の仕上げなのもあり、すっきり爽快に読み進められる。

独特の言い回しや会話のやり取りが最初は気になったりしたが、これも慣れたら平気になってくる。とはいえピスケンのキャラがちょっと濃過ぎな気はする笑
さらにヤバめの軍曹とかも見ていると…二人に比べてヒデさんはだいぶナチュラルなので、ヒデさんパートを読んでると、少しほっとする。


三人組の今後の活躍を、わくわくしながら見守っていきたい僕なのであった。



今年も読書、頑張るぞ (=´Д`=)ゞ



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