小市民の人生劇場(21)遥かなる大阪 後編
そんなわけで、後編。いわゆる、昨日の続きである。
動物園を隅から隅まで歩き回ったので、この時点で足にかなりの限界が訪れていた。やはりブーツで来たのは失敗だったか、と思いながら歩き出す。
天王寺動物園の近くには、通天閣がある。僕がもう一つ楽しみにしていたのは、その界隈にたくさんあるらしい、串カツ屋さん![]()
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歩いてみると、あるある。よほどの名物なのだろう。数多くの串カツ屋さんがひしめきあっている。ウエルカムだ。早速食べようと思ったのだが…ここで問題が。
どの店も、店内で食べるという形態だったのだ。夕食には中途半端な時間だったし…もし店内に座ってしまうと、必要以上に食べ過ぎてしまうという展開が完全に目に見えていたので…泣く泣く、串カツは断念
お持ち帰りできればいいのに![]()
あ、そういえばどの店も、「ソースの二度付け禁止」という意味不明の禁止令を掲げていた。お金払って食べる側が、食べ方について禁止事項を押し付けられるなんて、なんだか筋違いでナンセンスな話だ、と少し思う。別にジャムやチョコレートに浸して食べようってんじゃないんだから。ソースを二回付けたところで、特に周囲に不愉快さを感じさせることもなさそうだし…。何か、僕を納得させるほどの理由があるのだろうか?まぁ、二度付けしないほうが美味しく食べられる、という店側の心遣いから来ている主張なのかもしれない。
とにかく、残念ながら、安くて美味しそうな串カツは食べられなかったが…気を取り直して進む。
その後は買い物へ。なんか街中あちこちを、もう信じられないくらい歩いた。足の疲れもさることながら、その通行人の多さに圧倒、圧迫され強烈なストレスを感じ…肉体的、精神的に限界を迎えることとなった。
結論:大阪は珍しくて楽しげなところだが、僕はきっと住めない。僕は根っからのイナカ者である![]()
帰りのバスは夜の10:55分。最終の夜行バスだったのだが、バスに乗る頃には、僕はもう生けるシカバネと化していた。下が回らず、速く喋れないし…表情も上手く作れない。
だがまだ最後の試練が残されていた。七時間の、移動である![]()
この疲労っぷりなら、もしかすると眠れるのではないか、という淡い期待もあったのだが…結論から言うと、全く駄目だった。
足が熱を持って痛い
座りっぱなしで尻、腰が痛い
狭い座席で、何度も何度も姿勢を変えながら、耐える。消灯され、真っ暗に。起きてるのなんて、僕だけなのではなかろうか。
ここで隠し玉。ヘッドホンを装着し、宝塚歌劇『エリザベート』と、『ヴァンパイア・レクイエム』の公演を、ひたすら聞き続けた。寝るのは諦めて宝塚に集中していたおかげで、多少は時間が短く感じた。まぁ、多少だが。それでも、宝塚を用意しておいて本当に良かったと思う![]()
早朝に帰り着いた頃には、もう気の毒なほど消耗していた人生やまる。大阪での一日で、軽く10キロ以上は歩いたのではなかろうか。
そんなわけで、色々あったが…まあ、総合的には、何というか、結構楽しかった
出不精でインドアな生活が大好きなので、家にこもっているのも全く苦にはならないが、たまには、こんなドタバタがあってもいいのかもしれない。
くだらない旅話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
by 人生やまる
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コメント
それにしても大阪は人多いよね~、
歩きづらさもあり関西へのショッピングは神戸ですませるもん。
投稿: ミミの母 | 2008年6月 5日 (木) 00時06分
なかなかハードスケジュールな旅でした…。
人ゴミ恐怖症な僕は、とにかくひたすら、財布をスられないようにガードしながら歩いていました。
遠出は、宝塚大劇場だけで十分です 笑
投稿: 人生やまる | 2008年6月 6日 (金) 23時11分