2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

amazon

無料ブログはココログ

 

     

 

カテゴリー「しょうせつ」の73件の記事

2018年7月12日 (木)

しょうせつ(73) 少女不十分 著:西尾維新




≪あらすじより≫

悪いがこの本に粗筋なんてない。これは小説ではないからだ。だから起承転結やサプライズ、気の利いた落ちを求められても、きっとその期待には応えられない。これは昔の話であり、過去の話であり、終わった話だ。記憶もあやふやな10年前の話であり、どんな未来にも繋がっていない。いずれにしても娯楽としてはお勧めできないわけだが、ただしそれでも、ひとつだけ言えることがある。僕はこの本を書くのに、10年かかった。




西尾維新さんを読みだしたら、もうこのクセの強さがヤミツキになって抜け出せなくなっちゃう。かれこれ15年、ちょっとずつ読み漁ってきた僕なのであった。



そして出会った少女不十分!!


クセが強すぎる!! ┐(´д`)┌



西尾さん自身が登場人物となり、ドキュメント風の物語に仕上がっているのだけど、もう出だしからキツイ。独特のしつこい言い回しが度を過ぎておる…。
そしてさらに、俺はこういう人間だ的な主張がエグイ…。ご自身を相当低く見積もっているかのような表現が随所に見受けられるけれど、実際は自分大好き人間なんだろうなぁ西尾さん。(;´д`)


そしてそして、そんな主人公西尾さんの行動に、一個も共感できねぇぇぇー!!


作者はそんなつもり毛頭無いのだろうけど…もはやイヤミスを読んでるような感覚に。もどかしさと不快感が沸々。ありえねぇよこんな展開、なんだコイツ!…っていうツッコミを待っておられるのかもしれないけれど。
伏線はきっちり回収しても、僕のこのモヤモヤは回収してくれなかった…。


うーん、振り切ってるなぁ…



2018年7月10日 (火)

しょうせつ(72) 私たちは生きているのか? 著:森博嗣




≪あらすじより≫

富の谷。「行ったが最後、誰も戻ってこない」と言われ、警察も立ち入らない閉ざされた場所。そこにフランスの博覧会から脱走したウォーカロンたちが、潜んでいるという情報を得たハギリは、ウグイ、アネバネと共にアフリカ南端にあるその地を訪問した。
富の谷にある巨大な岩を穿って作られた地下都市で、ハギリらは新しい生のあり方を体験する。知性が提示する実存の物語。





シリーズが回を重ねるたびに、森さんのWシリーズ、世界の謎が少しずつ明らかにされていく…ような気がするが反面、ますます分からなくなっていく。


人間とウォーカロンの境界線。

生きている、死んでいる、の境界線。


いのちは、いのちって、心臓じゃなくて脳なのかニャー ( ̄ω ̄;)


もう考えても分かんなすぎて、ネコになってしまうやまるさんです。ニャー (=゚ω゚)ノ



それにしてもハギリ博士…あの状況でどうして冷静でいられるのですか。恐ろし過ぎるだろってツッコミたくなる。ウグイさん無力化、アネバネさん無力化…徐々に詰んでいく感じが怖い。全体に穏やかなイメージすら感じる本作だけど実は、これまでの物語の中で一番のピンチだったのでは。


ハギリ博士のクールな性格、そして最近ちょいちょい口にする『あそう』が、何となく過去シリーズのあの人を思い出させるよね~ ( ̄▽ ̄)



2018年7月 3日 (火)

しょうせつ(71) 黄色館の秘密 著:折原一




≪あらすじより≫

実業家の阿久津又造一家が住む「黄色館」は、世界の珍品を集めた秘宝館でもある。ところが、犯罪集団・爆盗団から純金製の黄金仮面を盗むとの予告が!そこへのこのこ現われた密室マニア・黒星光警部。黄金仮面が宙を舞い、密室で人が死ぬ世紀の怪事件を見事なまでに掻き回す。犯人は誰なんだ。



折原一さんの作品をこれまで、かじりかじり無作為に何冊か読んだのだけど…たまたまホラーチックな作品ばかりに出会っていたので、いつしか折原さんに対してゴリゴリのホラー作家のようなイメージを持っていた僕なのであった。



こんなコテコテなのも書かれているのね ψ(`∇´)ψ



今まで読んだ折原作品と違って軽~い感じで読めそう。爆盗団、って響きが絶妙なチープさを醸し出しているぜ。ライトなノリで、密室カモン。

それにしても主人公の黒星警部、なかなかのポンコツっぷり。すぐ眠くなっちゃうし、すぐ風呂に入りたくなっちゃう。魅力的な部分が、あんま無いなぁ笑

正直、少~しご都合的な展開だったように思うけれど、トリックの感じは好きっす ヘ(゚∀゚ヘ)



2018年6月24日 (日)

しょうせつ(70) ネヌウェンラーの密室 著:小森健太朗





≪あらすじより≫

古代エジプト遺跡の宝庫「王家の谷」。新発見された王墓に足を踏み入れた大学の考古学研究室一行を待っていたのは、出口なき死の迷路であった。一人また一人と罠に落ち、血にまみれた死体と化していく。四千年の時を超えて繰り返される惨劇は、古代の呪いか、殺人者の魔の手か。本格歴史ミステリの傑作。





密室と書いてセルダブと読む…ほほぉ。


エジプトの遺跡かぁ…墓かぁ…

閉所恐怖症のやまるさんなのです。だからもう、閉ざされた時点でアウト。狭かったり天井低かったりしたらオシマイ。絶対に冒険家にはなれないぜ。

そんな、考えるだけでも身の毛がよだつ閉鎖状況に、あれよあれよという間に突き進んでゆく一行。うーん、探求心というのは恐ろしい ┐(´д`)┌


前半が、一体いつミステリ発動するのかってぐらい…のんびりエジプト紀行みたいな雰囲気だっただけに、遺跡侵入後の急展開とのギャップがすごい。そしてその展開も、僕の予想を二度三度と裏切り続ける、トリッキーなものだった。思ってた感じのミステリじゃなかったので、そこはちょっと残念 (;´д`)

僕は考古学者ではないので、パピルス文書の解読とか言われても当然さっぱりなのだけど、命懸けの緊迫感は(閉所恐怖症のドキドキもあいまって)、ビシビシ伝わってきた。


密室と書いてセルダブと読む…ほほぉ。



これ、密かに今年のやまる流行語大賞にノミネートされている。



セルダブ (*゚▽゚)ノ


2018年6月20日 (水)

しょうせつ(69) サバンナゲーム 著:黒井嵐輔



こんにちは★


語尾に星とか! ∑(=゚ω゚=;)




やまるです♪


語尾に音符とか! Σ( ̄ロ ̄lll)




ゲーム!ドラゴン!新選組!平行世界!


わぉ! ∑(゚∇゚|||)




アクセル全開、溢れんばかりの中二感も、ここまでやってくれると清々しい。未だに結構な中二病患者であるやまるさんなので、全然すんなり世界観に入っていけたりする。〇〇ゲーム、っていうタイトルの本はとりあえず買っちゃうあたり、こういうのを欲しがっちゃってる自分も確かに存在している。

なるほど、元々はモバゲー小説なのね。うぉぉ…懐かしい。(゚▽゚*)


日本全国を舞台に、ってそんなに風呂敷を広げたら大味になりそう、とか少し思いながら…
主要キャラの設定の描写が少ないから思い入れできないなぁ、とか少し思いながら…

それでも楽しく読ませていただいた。やはりゲーム内容や展開にツッコミどころ満載なのもご愛嬌。戦って戦って戦って、カッコいいシーンをたくさん演出できれば、まぁ目的は達成と言えるような気もするし。

最近色々溜まってて、重たい作品がしんどいタイミングだったのもあり…気軽にサラサラっと読めたこのサバンナゲーム、ちょうど良い気分転換になりましたわい。



2018年6月 4日 (月)

しょうせつ(68) 腕貫探偵 著:西澤保彦




≪あらすじより≫

大学に、病院に、警察署に…突如現れる「市民サーヴィス課臨時出張所」。そこに座る年齢不詳の奇妙な男に、悩める市民たちはついつい相談を持ちかけてしまう。隣人の遺体が移動した?幸せ絶頂の母がなぜ突然鬱に?二股がバレた恋人との復縁はあり?小さな謎も大きな謎も、冷静かつ鋭い洞察力で腕貫男がさらりと解明!ユーモアたっぷりに描く連作ミステリ7編。





昔から西澤保彦さんをじわじわチェックしていた僕なのであった。超能力シリーズは新鮮で楽しかったし、【七回死んだ男】の面白さは、やまるさんが今まで読んだ全ての小説の中でもベスト10に入る ヽ(´▽`)/


腕貫探偵シリーズは初めて読んだのだけど…正直なところ、他の作品よりはインパクトが薄めな気がする。もちろんインパクトだけが面白さの要素ではないのだが、短編ひとつひとつが、何と言うか読者に解かせる気が無いというか…無理矢理難解にしている感があり、どうも入り込めなかった。

まぁそれについては、やまるさんの読み取り能力や推理力が足りなかったのかもしれないので良しとしても…もうひとつだけ気になるところが。



名前が読めねぇぇぇ 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



登場人物の名字の漢字が皆、難読ぎみでキツイ。もちろん登場時にはルビ振ってくれてるんだけど、いちいちトリッキーな読みなので、次に名前出てきてもまた忘れちゃってる。短編使い切りのキャラなので、やっと覚えた頃には次の難読さんが…。



そんなこんなで、やまるさん的には少し違和感の多い一冊だったカモ。グワグワ。



2018年6月 2日 (土)

しょうせつ(67) プラ・バロック 著:結城充考




≪あらすじより≫

雨の降りしきる港湾地区。埋め立て地に置かれた冷凍コンテナから、十四人の男女の凍死体が発見された!睡眠薬を飲んだ上での集団自殺と判明するが、それは始まりに過ぎなかった―。機捜所属の女性刑事クロハは、想像を絶する悪意が巣喰う、事件の深部へと迫っていく。斬新な着想と圧倒的な構成力!全選考委員の絶賛を浴びた、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。




出ました必殺の閃き買い。予備知識ゼロ。でも、あらすじ読んだら惹かれる~ってなわけで、即読みなのです ( ̄▽ ̄)


詩人のようなカッコイイ言葉のチョイスに個性を感じる。詩的な文章って結構好きなのだけど、あまりにもキメキメ過ぎるとちょっと気障な印象を受けてフフッてなってしまうので、難しいところ。正直言うと、たまにフフッてなってしまった。すみません (p_q*)


集団自殺、とか連続殺人、とか、一冊の中で事件が起き過ぎてしまうと、もはや飽和状態…頭の中が収拾不能になって読む気力が萎えたりするのだけど、プラ・バロックについてはそういった事は無く、最後までクロハ刑事に食らいつき、一緒に真相に辿り着きたいと思わせてくれた (*^-^)


華やかな(不謹慎でゴメンナサイ!)演出も多く、主人公のクロハもしっかり立ってる素敵なキャラなので、映像化とかしてもすごく映えそう。っていうか、すでにされてたりして。



ラストの展開は賛否が分かれそうかなって思う。
やまるさんは、アイツが真犯人だーーーって思ってたのにぃぃーーー ∑(=゚ω゚=;)


結城さんの作品、また買いに行こうっと♪



2018年5月24日 (木)

しょうせつ(66) 少女 著:湊かなえ




≪あらすじより≫

親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く―死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。





やまるさんは男だし、学生でもないので知ったような事は言えないのだけど…

由紀といい敦子といい、絶対いるよね、こういうタイプの女の子。特に由紀みたいな、自分の世界というか未熟な認識の中だけで生きて、他人を小馬鹿にして斜に構えてるのがクール…的な若い子。あれ?若かりし日のやまるさんも、こんな感じのヤツだったような… (=´Д`=)ゞ


若さゆえの浅はかな行動。若さゆえの浅はかな感情の動き。イヤミス度合いは、そんなに高くないような気はするが、それでもイヤミス耐性の低いやまるさんには効果十分。なんかいちいちイライラするぜ、少女たちよ 笑


こうして著者の思うがままに感情を揺さぶられながら読んだわけなのだけど、さすが湊かなえさん、ミステリーとしての完成度も素敵。特に終盤の伏線回収ショーというか、畳みかけるような展開に夢中になってしまう。キャラクターの相関図とか書いて整理したくなるよ絶対。


おっさんって、なかなか良いキャラだよね。でも女子高生におっさん、おっさんって言われて気の毒に…。おっさん年齢いくつなんだろう、とか思ってたら作中に一度、年齢が。



何ぃ…?私より…年下だと?



って事は私は…私は…



まぁ、そりゃそうか。どうも、おっさんです。笑



2018年5月19日 (土)

しょうせつ(65) OZの迷宮 著:柄刀一




≪あらすじより≫

被害者は密室にいながらにして矢で殺され、あるいは自らが描いた絵の中で溺れ死ぬ…。犯人は密室に閉じこめられたまま殺人を犯し、足跡を残さずに雪道を歩く…。奇想天外な謎の数々を、名探偵の宿命を受け継ぐ者が、鮮やかに解決してゆく。前代未聞のトリック、水も漏らさぬロジック、衝撃的なラスト―本格推理小説の奇跡的到達点がここにある。





順番とか滅茶苦茶~なんだけど、兎にも角にも柄刀さん2冊目なのであった。
こないだ読んだifはガッツリ長編だったが、今回は短編集なんですな。

各話、犯人といいトリックといい展開といい…ちょっと当てづらい、推理しづらい仕上がりになっている。むずいぜ Σ( ̄ロ ̄lll)


完全に好みの問題だと思うのだけど…文章がちょっと、何と言うか、感情表現とかが少ないからなのか、いまいち入り込めなかった。三人称って…苦手かも。
例えが合っているか分からないが、海外の小説を日本語に訳したものを読んでいるかのような。短編の舞台の多くが海外であったため、そんな風に感じたのかもしれない。


けっこう気合い入れて読んだつもりなんだけど…どうも不完全燃焼で終わってしまった感じ。ぷすぷす。( ´・ω・`)



2018年5月 4日 (金)

しょうせつ(64) デボラ、眠っているのか? 著:森博嗣




≪あらすじより≫

祈りの場。フランス西海岸にある古い修道院で生殖可能な一族とスーパ・コンピュータが発見された。施設構造は、ナクチュのものと相似。ヴォッシュ博士は調査に参加し、ハギリを呼び寄せる。一方、ナクチュの頭脳が再起動。失われていたネットワークの再構築が開始され、新たにトランスファの存在が明らかになる。拡大と縮小が織りなす無限。知性が挑発する閃きの物語。





相変わらずクールなハギリ博士。訪れる危機的状況も相変わらず淡々と、まるで他人事のように見つめている。

しかしながら、そんなハギリ博士をある意味中心にして、物語はどんどん加速していく。ますますSF度合いが高まっていく~ ヾ(*゚A`)ノ


人間より優秀な頭脳を持っていて、身体能力も遥かに上。そして見た目も人間と区別のつかないウォーカロン。弱点なんかほとんど無い、少なくとも人間よりは…なんて思っていたのだが、なるほどさすがSFとも言える、ウォーカロンゆえのかなり致命的なやつが Σ( ̄ロ ̄lll)

これに対する防御手段を講じなければ、ちょっと今後の活躍に支障が出る気がする。頑張れペィシェンスさん!


それにしても、トランスファ…


トランスファ…


トランスファ…


なんか言いたくなるよね!トランスファ~




あとウグイさん、更に魅力的に…


エンディングのあれとか、惚れてまうやろ! (=゚ω゚)ノ 



より以前の記事一覧

その他のカテゴリー