カテゴリー「宝塚歌劇」の18件の記事

宝塚に魅せられた人生(1)朝海ひかるさん

宝塚に魅せられた人生 第1場 朝海ひかるさん

宝塚に魅せられた、といっても、別に兵庫県の宝塚市自体に特別な思い入れがあるわけではない。宝塚といえば…そう、「宝塚歌劇団」である。僕の趣味の中で最も特徴的であり、最も代表的なもの、それが宝塚観劇なのだ。知る人ぞ知る…というか、僕の周りの人間は、その事をみんな知っている。そして男友達は全員引いている。

ハマったのは今から約4年半前。まだまだファン歴は浅い。劇場にはやはり女性が多く、見渡しても男性の姿は数えるほどである。家族や恋人の付き添いで来ているだけの男性もいるだろう。僕のように、デジカメ片手に楽屋口前の最前列をキープし、入り待ち出待ちまでする多少イタイ男性ファンは、かなりの少数派であろう。僕がこんなにもハマった馴れ初めを書くのは、またの機会にしておいて…今日お話したいのは、僕の持つ、ある「病気」について。

どんな病気かって??それは…

宝塚ファンの方なら、おそらくそれぞれに、特に応援しているタカラジェンヌがいる事だろう。組を代表するトップスターであったり、これからが期待される若手であったり…例えば僕の場合だと、すでに退団された方なら、真琴つばささん紫吹淳さん映美くららさん風花舞さんなど…現役で活躍されている方なら、瀬奈じゅんさん朝海ひかるさん柚希礼音さん彩乃かなみさん晴華みどりさん桜乃彩音さん華美ゆうかさん…挙げていくとキリがない。

今月の24日で、雪組主演男役の朝海ひかるさん退団する。僕の病名は、

「朝海ひかるさん退団したら寂しい病」

である。その症状はというと…朝海ひかるさんが退団したら寂しいのである。これは深刻だ。同じく雪組娘役トップの舞風りらさんも今回の公演で退団となる。

個人的な思いなのだが…この二人のコンビが大好きだった。特に惹かれたのは、やはり二人のダンス。とにかく上手い。優雅で精密で完璧、二人の息もピッタリだ。それに、朝海ひかるさんの少し個性的な歌い方、歌声もすごく好きだったし、舞風りらさんの歌唱力だって半端ではない。

やはり退団には個人の事情、劇団の事情もあるのだろうが…

少し、入れ替わりが早過ぎないだろうか??

二人が退団してしまうと、僕がハマった当時のトップスターで残っているのは、いまや花組の春野寿美礼さんだけだ。わずか4年と少しの間に…である。

瀬奈じゅんさん彩乃かなみさん月組、それに桜乃彩音さんが花組の、それぞれ主演男役、娘役に決まった時は、本当に嬉しかった。ずっと応援していたから。だがしかし、最近の傾向を見ていると、どうしても「トップ就任→早めの退団」を連想してしまい、素直に喜べないのは、僕だけだろうか?

宝塚歌劇は、これから歳をとって、僕がおっさんになっても、爺さんになっても…ずっと好きでいられる、追い続けていける素晴らしい趣味であると確信している。やはり、応援している人にはトップスターになってほしいし、それと同時に長く活躍してもらいたい。これって、ワガママな考えなのだろうか…?

そんなわけで今日は、いつもより多少マニアックな話になってしまいました。宝塚歌劇に興味がない方には、意味不明のつまらない内容だったかと思いますが…。

残念ながら、東京宝塚劇場まで足を運ぶ事は出来ないのですが…先日、朝海ひかるさんの大ファンである知人の方から、朝海ひかるさん主演のDVDを借りてきました。3本も!!この週末に、雪組主演の二人の雄姿を、しっかりと目に焼き付けておきたいと思います!最後になりますが、

朝海ひかるさん、舞風りらさん、素晴らしい夢をありがとうございました

朝海ひかるさん退団したら寂しい病は、何とか克服していきたいと思います。

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(2)高知公演

宝塚に魅せられた人生(2)高知公演

何組が一番好きか?」という質問をされた時、僕は決まって、返答に困ってしまう。トップの退団や二番手以下の組替えなどで、組のカラーはガラッと変わってくる。それに、公演によっての印象、それぞれの成長などでもまた、生徒さん個人や組を見る目は違ってくるものだ。

それに僕の場合、特に応援している生徒さんは、見事に各組に分散している。故にやはり、少ない資金の中でも均等に、出来る限り色んな組の公演を見る必要がある。

「気が多い」などの意見をいただくことも多々あるのだが…僕は今のところは、このスタイルで良いかと思っている。華々しい活躍の各トップスターや、これからの活躍が楽しみな若手など、僕にはまだまだたくさん見たい人がいるのだから…今はまだ、視野を狭めるわけにはいかない。

さて、前置きが長くなってしまったが…今日の本題、それはズバリ、「月組・高知公演」である。我らが高知に宝塚がやってくる…しかも、大好きな瀬奈じゅんさん、彩乃かなみさんトップコンビを要する月組が…!!これは一大事である。何を置いても、見に行かねばなるまいて。

ちなみに数年前、宙組が全国ツアー公演で、高知を訪れている。この時も大変な騒ぎになった。僕自身、どうにかしてチケットをGETしようと必死になっていた。なにしろ会場の座席数は、大劇場より圧倒的に少ない。抽選のハガキを書きまくり、当たれるツテは何ヶ月も前から全て当たって…。まぁそんな努力が実り、当日行われた公演は昼・夜共に一階席で見る事ができた。ちなみに、公演前日にも、宿泊先のホテル前で入り待ちを行い、快く握手に応じてくれた寿つかささんと、2ショット写真まで撮っていただいた。何とも図々しい僕である。

だが前回の宙組の時は平日、確か水曜日だったかと思う。それが今回、月組の高知公演は6月3日(日)に行われる。日曜日!!これは…

前回を上回る、チケット大争奪戦が勃発する…

高知に住んでいながら高知公演が見られないなんて、そんなアホな話は無い。他人を出し抜き、欺き、時には血で血を洗う死闘を繰り広げてでも…っていうのは言い過ぎだが、とにかくチケットは手に入れてみせる、必ず…!

演目は「ダル・レークの恋」。過去に星組が行った演目である。僕はずいぶん前にビデオで見たのだが…主題歌が非常に良い曲だった事、オープニングでの麻路さきさんのダンスがメチャメチャ格好良かった事、星奈優里さんが本当に綺麗だった事…とにかく印象に残る作品だった。そんな公演を今回、月組が…!なんともテンションの上がる話である。

絶対チケット取るので、瀬奈さん、彩乃さん、待っていてください!グァー!!

ふう…まだ半年も先の話なのに、若干脳内が暴走してしまいました。落ち着け、落ち着け…。6月3日か…6月3日、6月3日……

……ん!?

6月3日って…人生やまるの誕生日じゃん!!

そう、その日は僕の誕生日だ…これは何かの運命だろうか。ああ、運命よ、僕を導いてください。ハガキの抽選、当ててください。

もしくは願わくば、だれか誕生日プレゼントにチケットください

まぁ、己の誕生日に、朝から入り待ちして公演見て、最後に出待ちまでする…なんか微妙ですね。ははは…

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(3)誕生秘話

宝塚に魅せられた人生 第3場 誕生秘話

皆様、本日はようこそお越しくださいました。人生やまるです。今日は、この人生やまるが、一体どのようにして宝塚に魅せられていったのかを、順を追ってお話したいと思います。かなりイタイかと思いますが、しっかりついてきてくださいね。

今から約4年ほど前の話…

職場と自宅との中間地点に友人宅があり、僕は毎日のように寄り道をしていた。

その友人には妹がいた。ある日を境に、その妹が毎日同じDVDを見るようになった。アニメでもドラマでも映画でもない。どうやら何かの舞台がDVD化されたものらしい。

これこれ、何を見ておるのか、答えよ

と尋ねた僕に帰ってきた答え、

ベルばら

…何だそれは??

宝塚魅せられ度……0%

友人の妹が熱心に見ているのが宝塚歌劇であることを知る。だがその当時の僕はもちろん、宝塚など知らない。少し見せてもらったところで、出た言葉。

「なぜ女が男の格好をしているのか?」

「なぜ突然に歌い出すのか?」

「なぜ戦闘のシーンで踊り出すのか?」

言いたい放題である。そして退散。どうやら友人の妹も最近ハマったらしく、近々別のDVDを買うらしい。

宝塚魅せられ度……0%

新しいDVDが入荷。早速、毎日のように放映され始める。「ベルばら」と違うのは分かるのだが…。これは一体何なのだろう。

ハハハ…この人の歌い方面白い

なんだかんだ言いながらも、毎日見せられる事によって、若干のマインドコントロールが発生していた。僕が宝塚の中で一番最初に認識した人、それは…麻路さきさんその人であった。公演は「エリザベート・星組」。主演は麻路さきさん、白城あやかさんである。

麻路さきさんの個性的な歌い方を、少しマネしはじめる…

宝塚魅せられ度……5%

毎日毎日見せられる事により、洗脳も本格化。「エリザベート」オープニングのシーンの歌、そして「ミルク」という曲に関心を持ち、DVDをくり返し再生して、歌を覚えようとする。その後、「闇が広がる」「夜のボート」なども口ずさみだす。

宝塚魅せられ度……10%

「エリザベート」を物語として真剣に鑑賞。突然歌い出したり踊り出したり、への抵抗は無くなり、『これがミュージカルか』と、それなりに感心する。続いて「ベルばら」のDVD再生を要求。これもなかなかの名作であることに気付く。「愛の面影」「愛あればこそ」「駆けろペガサスのごとく」の練習を開始する。

宝塚魅せられ度……20%

「実際に宝塚大劇場へ行ってみないか?」という話が浮上。元々は、友人妹とその母が参加するはずのツアーだったのだが、友人母が都合により、行けなくなってしまった。

「保護者として」付き添いの依頼があったのである。以前なら間違いなく断っているところだが、多少の興味を持ち始めた宝塚、一生に一度くらいは見ても良いか、と考え了承。

月組公演「花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン」チラシを見せてもらう。「ベルばら」や「エリザベート」となんか感じが違う。衣装とか。こんな現代風のやつもあるのか?

そこで気付く。

『この映美くららって人、すごく可愛くない?』

当時の僕は、名前の読み方など当然知らない。当分の間、「エイミくらら」と読んでいた。ちなみに正しくは「エミくらら」さんである。とにかく、映美くららさんの存在により、テンションが少し上がった。

宝塚魅せられ度……25%

ついに出撃。バスツアーなど初めての僕には少々ツライ道のりであった。トイレ行きたい、車酔い、腰が痛い…そしてバス内に、男は僕と運転手のみ

なんとか辿り着き、大劇場へ足を踏み入れる。席は確か13列目。

最初は「花の宝塚風土記」顔が白塗りのため、よけいに皆同じ顔に見え、肝心の映美くららさんがどこにいるんだか分からない。少しガッカリ。だが友人妹はとても喜んでいた。ちなみにこの人、当時の主演男役、紫吹淳さんの大ファンである。

「シニョール ドン・ファン」が始まる。

今度はちゃんと映美くららさんを認識できた。その容姿、声、芝居…一瞬で惚れる。

最初はボーっと見ていた僕だったが、次第に圧倒され…驚くべき事に、その頬には涙が…!物語の感動、とかそういう事以前に…タカラジェンヌの放つオーラ(これは僕がいまだによく使う表現である)を目の当たりにし、押し出されるようにこぼれた涙であった…。(ちょっと言い過ぎ?)

これが…宝塚というものか…

こんな腐りきった僕にもまだ、美しいものを見て涙する純粋な心が残されていたのか…

僕は…僕は…

(…さあ、前へ踏み出すのじゃ…何も恥じる事は無い。己の感性を信じるのじゃ…)

あぁ、心の中で誰かの声が聞こえたような…(いや、マジで誰??

僕は…

「皆、我を宝塚オタクと呼べぇー!!ウガァー!」

宝塚魅せられ度……計測不能

こうして洗脳は完了し、珍しい男性宝塚ファン(のちの人生やまる)が誕生したのであった…。

まだまだ続けたいのですが…きりが無くなってしまうので、今日はこの辺で。

ちなみに、「人生やまる」というこの名前。この後、入ることになる知り合い同士の宝塚ファンのグループに入会する際の登録名として自ら考えたのである。なんとなーく、宝塚っぽいでしょう?

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(4)番外編 帝劇ピーター × やまる

宝塚に魅せられた人生 第4場 番外編 帝劇ピーター × やまる

数年前、生まれて初めて東京へ行った。色々な出来事が発生し、大変だったのだが…その山あり谷ありの、イナカ者冒険記は、またいずれ紐解くとして…

今日は、その目的であった『帝国劇場・観劇』の思い出について、お話ししたい。

演目は『喝采~愛のボレロ~』。宝塚歌劇団出身の、浜木綿子さん主演の作品である。宝塚仲間と一緒に見に行ったのだが…そう、この作品には、浜木綿子さんを始め、何人かの元タカラジェンヌの方々が出演しているのだ。

僕の目当ては、元宝塚歌劇団、月組主演娘役である風花舞さん。僕が宝塚にハマった時には、すでに風花舞さんは退団していたのだが…だがその後、過去の様々な作品をビデオで見た僕の目には、風花舞さんが特別、輝いて見えた。

娘役で、あんなにもダンスで魅せることのできる生徒さんは、そうザラにはいないだろう。歌姫とまではいかないかもしれないが(ごめんなさい!)、歌声は僕好みで個性的。演技力も素晴らしく、声に張りがあり、パワーがある。そして見た目は非常に僕のタイプであり、とにかく非の打ちどころなど全く無い。愛してます、はい

そんな風花舞さんをナマで見られるチャンスがやってきたのだ。そして、その公演には、元宝塚歌劇団の紫吹淳さん伊織直加さんなど、宝塚ファンにはヨダレがダラダラ出るような、素晴らしいメンバーが出演していた。

インターネットのオークションで、友人と共に取ったチケットの席は……なんと最前列!それだけに値段も少々お高く…気合入れすぎたか?いやいや、ナマの風花舞さんをこの目で見られるのだ。これぐらい、やらなくてどうする。

そして観劇。少しセンターからは外れていたが、最前列であるため、非常に見やすかった。幕が上がった時、目の前に憧れの風花舞さんがおり、僕の鼓動は特急列車のように速くなった。そして…

 

素晴らしい公演だった。風花舞さんはもちろんだが、主演の浜木綿子さんや、その他の出演者の方々の演技は素晴らしく、すっかり舞台に魅せられてしまった。つい声を出して笑ってしまう場面も多々。

そして、最後の瞬間がおとずれた。

再び幕が開く。出演者の方々が並んでおり、それぞれがおもむろに、客席に向かって、記念品の手ぬぐいを投げ始めたのだ。

『手ニイレナケレバ…』

舞台に見入っていた僕は、突然、我に帰る。

慌てて手を伸ばす。他の観客たちも、飛んでくる手ぬぐいをキャッチしようと必死だ。

僕は心の中で叫んだ。

『ウォーー!風花さぁーん!!あなたの騎士はここですよぉぉおーー!!』

叫び続ける(心の中でね)。

…が、そもそも、風花舞さんは少し遠くにいた。ナナメの角度から、風花舞さんに全開アピールしていたのだが…とても、僕に気付いてこっちへ投げてくれそうにはない。

『全ては…淡い夢であったか』

力無く肩を落とす。あきらめかけた、その時…

真正面の舞台上から、僕に向かって差し伸べられた手が…

『ピ、ピーターさん…』

そっと手ぬぐいを手渡される。

そう、舞台に出演していたピーターさん、哀れな僕を見かねて、手ぬぐいを渡してくれたのだ。

『オオォォ…!ピー!ター!さぁぁーーん!!』

あの時の感動は、今でも忘れない。思わず涙。ピーターさんって、暖かい人なんだな。うんうん。

出演者の方々のサインがプリントされた、手ぬぐい。もちろん、使わずに置いてある。僕は、これを見るたびに、あの時のピーターさんの笑顔を思い出す。

 

そんな素敵なピーターさんに、実は一つだけ、謝りたい事がある。公演中、僕の座席の角度から、ちょうどピーターさんが、カベになってしまい、紫吹さんのダンスが見えなかったとき…

『んもぉ、見えないっ!』

とか思ってしまって…

ごめんなさい!!

そして同時に、改めてお礼を言いたい。

ピーターさんは覚えてらっしゃらないでしょうが…あの時は、こんなバカでどうしようもない僕に、お心遣いいただき…

本当に、ありがとうございました!!

…いつのまにか、すっかりピーターさんの話になってましたが…僕は一生、この日の事を忘れません。

 

さて、ちなみにこの日、あちこち徘徊したり、東京宝塚劇場を探索したりと、なかなか意欲的な活動を展開しましたので…また後日、お話ししようかとおもいます。

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(5)観劇×感激×一人旅 前編

宝塚に魅せられた人生 第5場 観劇×感激×一人旅 前編

3月31日の土曜日、僕は久々に宝塚歌劇を観劇に行く事となった。終わってみれば、山あり谷ありの大変な旅であったが…今、こうしてブログを書けているのだから、どうにか無事に帰り着けた、という事はお分かりいただけると思う。記憶をさかのぼり、今回はこの旅の詳細について、前、中、後編にわたってお届けしていきたい。

 

3月30日(金)

夜。さて、明日はいよいよ宝塚だ。久々の観劇への期待もさることながら…僕の頭の中を最も占めていた考えがあった。それは…今回の旅行自体への不安であった。

自慢ではないのだが、いまだかつて、何の障害もトラブルも発生せずに旅行を終えた経験など、ただの一度も無かったように思う。そして今回の旅で最大のネックになるのが…

 

一人旅である!

 

ということ。

正直言って、一人で旅行をする事なんて、生涯ただの一度も無い事だと思っていた。ちょっと考えただけでも…

  • 方向音痴…
  • 乗り物酔い…
  • 電車の乗り方わからない…
  • 忘れ物…
  • 食事…

様々な問題点が浮上する。一ヶ月も前から構想を練り、イメージトレーニングを重ねた結果…一応、旅の具体的な流れが決定した。

  1. 3月31日(土)、朝8時20分の高速バスに乗り、大阪、梅田まで行く。
  2. 1時30分、到着。そこから電車で宝塚まで行き、観劇。
  3. 梅田に戻り、そこで一泊。
  4. 4月1日(日)、朝10時にチェックアウト。
  5. おみやげを買う。
  6. 午後2時30分の高速バスに乗り、高知へ帰る。

 

これである。日頃から、計画性のカケラも無い僕が、よくぞここまで策を立てたものだ。バスのチケットをとるのも当然初めての事で、ひと苦労だった。

だがしかし、僕の頭にあった最大の問題。それは…

 

『明日の朝、僕は果たして起きられるのだろうか問題』

 

これにつきる。もし僕が寝坊して、8時20分に駅に辿り着けなくても…当然、バスは待ってはくれない。そう、世間は冷たいのだ。クレヨンしんちゃんの通っている保育園のバスですら、寝坊したしんちゃんを待ってはくれないのだから…。

おそらく今回の旅行のカギは、このスタートダッシュにある。

『遠足は、家に着くまでが遠足である』という古くからの言い伝えがある。しかし僕の場合、朝の時点で寝坊をしてしまい、遠足というイベント自体が発生せずに終わる、という最悪のシナリオに進む可能性が、けっこうある。

これはどうにかして対策をねらなければ。

 

今までの僕の行動パターンから分析して…最良の作戦は…

 

よし!!

 

決まった。では、諸君に作戦を説明しよう。

  1. 今、この瞬間に寝る。明日の準備も一切しない。とにかく睡眠時間を稼ぐ。
  2. 朝、バカみたいに早起きする。
  3. 風呂に入り、目を覚まし…そして一気に準備。

 

以上だ。なんとシンプルな作戦だろう。だが、多数決により、この作戦は可決された。そうと決まれば、即実行である。おやすみなさい。

 

ZZZ…

 

 

3月31日(土)

朝。奇跡の6時起きに成功。見事、作戦勝ちといえよう。これでもしバスに乗り遅れたら、それはもう何者かの陰謀であるとしか考えられないだろう。

なんて考えながら、風呂に。

そして、余裕しゃくしゃく。パソコンでアニメ見たりしつつ、超モタモタ準備を始める。

 

『えぇと…宝塚のチケット…あ、バスのチケットも…』

 

のらりくらり…

 

『あ、替えのパンツに、靴下…あら、財布どこいった?』

 

モッタラ…モッタラ…

 

『ダッハー!!8時過ぎてる!』

ある意味すごい。こんなに綿密な計画が、早くも崩壊しようとしている。

『タクシー!ヘイ!タクシー!ヘイ!ヘイ!』

慌ててタクシーで駅へ。家を出たのは、バスの発車10分前であった…。

 

『運転手さん、急いでくださいっ!』

 

探偵ドラマの見すぎかっ!なんて自分にツッコミをしてる場合ではない。本当に急いでください…!

自業自得…この言葉が、僕の頭のなかを駆け巡っていた。

 

出発2分前。超ギリギリセーフである。運転手さん、急いでくれてありがとうございました。平静を装い、バスに乗りこんだのだが…その心臓は、バクバクであったそうな…。

数々の苦難を想像させる、前途多難な一人旅の始まりなのであった…。

 

そんなわけで、中編に続きます。中編は主に観劇の感想です。ちなみに公演は、大劇場星組公演『さくら』『シークレット・ハンター』になります。

 

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(6)観劇×感激×一人旅 中編

宝塚に魅せられた人生 第6場 観劇×感激×一人旅 中編

そんなこんなで、どうにか久々の宝塚大劇場に辿り着くことができた人生やまるであった。

そして、今回の旅の、唯一にして最大の目標である、星組公演観劇を、無事に終えた。今日は中編と称し、その感想を述べてみたいと思う。

 

宝塚舞踊詩

さくら~妖しいまでに美しいおまえ~

最初、『宝塚舞踊詩』と聞いたとき、正直あまり興味を持てなかった。なぜかというと…どうも白塗りで和風のショーというのは、何というか、静か過ぎて、ダンスも単調な感じがして…少し退屈してしまうようなイメージがあったからだ。

だがしかし!

この『さくら』は、そんな僕の心配を、見事に裏切ってくれた。もちろん、良い意味で。

 

まずオープニング。華麗に、そして豪華に全員が歌い、舞い…一気に僕を引き込んだ。主題歌が最高にカッコ良かったし!

そしてコミカルな『節句人形』の場面では、人形たちの愉快な動きやセリフ、演出に、思わず笑ってしまった。

涼さんの山法師も可笑しかった。涼さんって、クールなイメージがあったのだが…こういう事もできるんだなって…笑いながらも、感心。

もちろん、愉快なだけのショーではない。安蘭さんの完璧な美声は当然の事ながら、娘役トップの遠野さんの歌声にも磨きがかかっており(高音すごく綺麗!)素晴らしいトップコンビの誕生を実感した。裏付けられた実力のある、素敵な二人だ。

こうして舞台にすっかり魅せられているうちに…なんだかアッという間にショーは終わってしまった。

 

 

ミュージカル

シークレット・ハンター ~この世で、俺に盗めぬものはない~

作、演出は、今作が大劇場デビューとなる児玉明子さんという事だった。短い時間に、すごく良くストーリーがまとまっていた、と思う。テンポは良かったし、説明不足や、詰め込み過ぎ、などの感も無かったし。

っていうか…

南海さんのアナ・マリア…

素敵すぎ!!

最後の戦いの後に、安蘭さんに駆け寄るシーンなんて…僕は完全に半泣きになっていた。家で一人でDVDを見たら、間違いなく号泣することだろう。

そして今回もまた、安蘭さんだからこその発声(笑)や、間の取り方で、思わずククッと笑ってしまうような場面も多々。笑いあり、涙ありの展開に、雪組公演『Romance de Paris』を思い出す。こういう作品、大好きだ。

そしてフィナーレ。

今回のロケットは、いつもよりさらに凝っており、なかなか面白い趣向で楽しませてくれた。そして大階段で踊り、下りてきた安蘭さんが、柚希さん、立樹さん、涼さん、和さんと並んだとき…

『あぁ、これからは、この五人が星組の男役を支えていくんだなぁ…』

と、しみじみしてしまった。

そして…デュエットダンスの時の安蘭さんと遠野さんの赤い衣装…

 

最強に、カッコ良すぎ!!です。完全にテンションMAXになっていた、僕なのであった。

 

好きな生徒さん♪

僕が、星組の中で特に興味のある生徒さんは…

 

ズバリ!!

 

柚希さん、そして華美さん、である。

柚希礼音さん、ついに堂々たる星組の二番手男役になっていたので、感動。歌、ダンス、演技、すべてにおいて情熱的な柚希さん。ずっと前に、『王家に捧ぐ歌』の新人公演のビデオを見た時から…きっと、この人は昇りつめるって信じていた。

華美ゆうかさん独特の声と、演技力に惚れて、ずっと応援させてもらっている。今回、そんなに目立つ役どころでは無かったけれど、ちゃんと見てました。というか、必要以上に、追いかけていた。オペラグラスは常に彼女にロックオンである。

ちなみに、華美さんに興味を持つキッカケとなったのが、『1914/愛』の新人公演でのクロディーヌ役を見た時だ。

 

まぁそんなわけで、この星組公演…

 

本当に、来て良かった!!と思える素晴らしい舞台だったと思います。

 

新生星組に、文句があるヤツは…

 

かかってこいッ!!!

 

さぁ…次は、雪組公演『エリザベート』です!

ちなみに、この公演後もナカナカ大変なエピソードがありましたので…次回、お話したいと思いまーす…。はぁ…。

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(7)観劇×感激×一人旅 後編

宝塚に魅せられた人生 第7場 観劇×感激×一人旅 後編

久々の観劇。久々の星組。そして久々の、夢の時間…。それは僕にとって、本当にかけがえのない時間なのだ。まさに、夢。

しかし…夢はいつか覚めるものである。

見終わった後の僕はいつも、たっぷりの満足感と、穏やかさに包まれている。しかし、大劇場を一歩出た瞬間、あっという間に現実へと立ち戻ることとなる。毎回のことながら、ツライ…というか、寂しいものだ。

 

本日のご予定は…

 

梅田に一泊!!

 

しかも、一人!!

 

僕にとっては、ある意味ここからが正念場だ。一人で泊まるのなんて、初めてである。

『あぁ…やっぱ日帰りにすりゃ良かったな…』

不安を抑えきれず、ブツクサ言いながら、宝塚→再び梅田へ。

 

夕方7時…

 

ってゆうか…

 

人、多ッ!!!

 

なんだここは。どうなっているんだ。通行人が多すぎる。僕の地元のお祭りより、多い。

あぁあぁあぁ…

 

実は僕は、人込みが極度に苦手だ。宝塚を観劇している時は、周りなど気にならないので平気なのだが…これは、ダメだ。

完全にテンパってしまった。道行く人がみんな、イナカ者の僕を笑っているような気がする。こういう時は、道の隅っこを目立たないように歩き、どうにか落ち着きを取り戻さねばならない。立ち止まってはダメだし、地図を見てもならない…。

 

阪急3番街か…

 

ウロウロ…

 

阪急17番街…あれ?4~16は無いの??

 

ウロウロ…

 

阪急3番街…。

 

戻ってきてしまった。僕は一体ドコを目指しているんですか??

 

ひとまず、落ち着くことにする。テンパるあまり、あてもなく歩き続けてしまった。

深呼吸…

 

よし。ホテルを探す事にしよう。えぇと…

ウロウロ…

ウロウロ…

ウロウロ…

 

見つからない。っていうか、歩き過ぎて疲れた…。

 

ピピピピピ…

 

んぁ??何の音だろう…

 

ピピピピピ…

 

携帯だ。まさかこの音は…

画面を見る。

 

『電池残量が不足しています。充電してください』

 

ギャアァアァーー!!!電池ねぇーー!!!

 

一気に心細さがMAXになってしまった。周りにはたくさんの人が歩いているが、僕はいつも一人だ…

 

と、そこで、ひらめいた。

タクシーの運転手さんに聞けばイイんだ!!

 

さっそく実行。あっさりホテルに到着…。最初からこうすりゃ良かったんだ。結局、一時間近くも無駄に街を徘徊していた事になる。

 

部屋に到着。ご丁寧に、非常口から一番遠い部屋だ。

しかも…となりの部屋からは、赤ん坊の泣き声が…

 

なんだこの部屋。

 

しかし不思議な事に、こんな状況でも、ホテルってテンションが上がるものだ。テレビ見たり、雑誌読んだりしてるだけなのに、なぜかワクワク。パンツ一丁にでウロウロ…コンビニで買ったゴハンも、いつもより美味しい気がする。

その日の疲れもあり、その後ぐったり眠る事になる…と思いきや、怖がりな僕は、テレビも部屋の電気も消すことができず…何度も目が覚める、浅い眠り。

 

気付けば…もう朝。まったく疲れが取れなかった。

午前10時。まだまだ眠い目をこすりながら、ホテルを後にした僕。バスの時間は午後2時30分だ。たっぷり時間があるわけだが…

正直、あの人込みの中へ、また飛び込むのかと考えるとウンザリであったが…どうにかお土産だけは、買いに行かなければならない。

前日に道に迷った経験が役に立った。歩いた記憶をたどり、割と簡単に『阪急百貨店』を見つけることに成功。

地下でお菓子を色々と購入。ここまでは、なかなかに順調だ。

 

さて、お腹を空かした僕。とあるレストラン街で、お昼ごはんを食べる事に。そこには昔、一度だけ来た事があったから、多少の安心感があったのだ。

和風パスタの店を選択。さっそく注文する。

僕 『じゃあこの、海老と蟹と湯葉のクリームソースってのをおねがいします』

店員『少々お待ちください』

 

…15分後。

 

店員『お待たせ致しました。湯葉とモッツァレラチーズのミートソースです』

 

…??

 

僕 『はぁ?違うけど!』

 

思い切り間違ってるし。『湯葉』しか合ってないし!!

イナカ者だからって、ここで黙って間違えたモノを食べるほど、萎縮してはいない。不思議そうな顔をしてる店員に、猛抗議。

 

店員『少々お待ちくださいませ』

皿を引っ込める店員。そして二分後…

どうやら僕より後に来て、二つとなりに座っていた女性の注文と間違えていたらしく…そちらへ運び直している様子。

 

ってか…じゃあ僕のは!?

 

店員、そのまま奥へ。

 

…さらに15分後。

 

店員『お待たせ致しました。海老と蟹と湯葉のクリームソースです』

 

普通に置いて、普通に去って行きやがった!!

 

なんだこの店員。

 

思いっきり待たせておいて、おわびの一つも無い。対応の悪さにドン引き

当然、美味しく感じるハズもなく…不機嫌なまま、店をあとにする。プンプン!

 

『そうだ、バスの発車までまだ時間あるから、トイレ行こ』

 

ここで立ち寄ったトイレで、悲劇は起きる。

だが、その悲劇に気付いたのは、すでにバスに乗り込んだ後であった…。

 

そう…

 

お土産、置いてきちまった…

 

何やってるんだ、僕は…。忘れてくるなら、買わなきゃ良かったさ…。

 

ぐったりしたまま、帰路につく…

高知を出発してから一泊…色んな事があった。宝塚観劇は、もちろん最高に素晴らしかったが…楽しいこと、疲れること、とにかく、初の一人旅は…なかなかに刺激の多いものであった。

道に迷ったり、お土産を忘れてきたりの、ドジでマヌケばっかりな旅行だったけれど…

 

まぁ、案外、楽しかったかも…うん。

 

by 人生やまる

 

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宝塚に魅せられた人生(8)血と砂

宝塚に魅せられた人生(8)血と砂

久々に腰を据えて、宝塚歌劇のビデオを見た。月組バウ公演『血と砂』。2001年に上演された作品である。この作品が大好きな人生やまる。宝塚の公演の魅力は、いくら昔の作品だろうが、時間が経とうが、全く損なわれる事が無い。それが宝塚歌劇。それが芸術。

悔やまれるのは、この作品が上演された時、僕がまだ宝塚を知らなかった、という点だ。さて、今日はビデオの感想を述べていきたいと思う。

特筆すべきはオープニング。主演の汐美真帆さん演じるファン・ガルラード、そしてもう一人の主人公である大空祐飛さん演じるプルミタス・ガルラード。この二人が早速登場するのだが…もう何と言うか、最高のインパクトなのだ。

配役、演出、曲、ダンス、衣裳、演者の配置、とにかく全てにおいてオープニングからエンジン全開、完璧だと僕は思う。何度見ても、釘付けになってしまう。

汐美さんには、昔から何故かフランツ的なイメージがあって…。だがこの作品を見るたびに、やっぱり主演にふさわしい存在感があるジェンヌさんだって思う。栄光と欲望、そして精神的な弱さを合わせ持つ、実に人間らしい主人公、ファン・ガルラートの役を完璧にこなしている。まさしくハマリ役。

祐飛さん、やっぱり悪役が似合う。あの目が、そう感じさせるのだろう。この作品でも、本当にカッコイイ。親友の死、そして恋人の死。理不尽に失われた命に悲しみ、絶望し、そして…。まさに祐飛さんの役だ。歌もダンスも、今と比べれば発展途上だが、それでも有り余る魅力が、これまた僕を釘付けに。

楠恵華さんのキャラ、ちょっとひねくれてるけど、すごく大好き。執念と狂気の刑事、ガルディオラを演じる嘉月絵里さんもばっちりハマってる。西条三恵さん久々に見た。やはりその歌声はワンランク上だ。椎名葵さんも。やっぱり歌上手いなぁ…!聞き惚れる。紫城るいさん、そういえばこの頃はまだ男役だったんだ。

 

西条三恵さんのセリフ…

『あなたは私に、溺れ始めている…』

あまりにも衝撃的でセクシーな一言だったので、初めてビデオ見た後は、もうこればっかりモノマネしていた。ドンニャ・ソル…キャラ強烈過ぎて素敵。てか西条さん、あまりにも素敵。

ストーリーも出演者も演出も最強のこの作品。まだご覧になっていない宝塚ファンの皆様に、人生やまるは絶対の自信を持ってオススメしたい。

…もちろん最後は人生やまる、涙ボロボロ泣き尽くしです。

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(9)長い春の果てに

宝塚に魅せられた人生(9)長い春の果てに

今回は月組公演『長い春の果てに』である。久々にビデオを引っ張りだして、鑑賞。ビデオテープが劣化ぎみで、再生したら少し砂嵐になっていた…。やっぱりDVDが便利だなぁ…劣化しないし、場所とらないし。

さて、人生やまる。この作品にかなり愛着がある。

この作品が上演された当時、僕はまだ宝塚のタの字も宝塚のカの字も宝塚のラの字も宝塚のヅの字も宝塚のカの字も知らなかった。

このビデオを見たのは、僕の初観劇よりもさらに前…宝塚に多少の興味を抱き始め、友達が買っていたビデオをチョコチョコ見出した時のことだ。

初めてビデオを見た時の、僕の感想。

  • 紫吹さんって人、とても個性的…喋り方が面白い。それに顔芸がすごい。
  • 映美さんって人、可愛い過ぎる(すでにここで惚)。
  • 湖月さんって人、カッコイイ。
  • 祐飛さんは、娘役だと思った。
  • 汐美さんは、娘役だと思った。

今日、久々にビデオを見て、改めて出演メンバーの魅力に引き込まれた人生やまるである。今にして思えば、紫吹淳さんのあの髪型と色は、他の誰にも真似できない…というよりは、紫吹さん以外、誰も似合わないだろう。丸顔バンザイ\(^o^)/

紫吹さんの歌もダンスも喋り方も、本当にカッコイイし、個性的だ。映美くららさん演じるエヴァと握手を交わし、名乗るシーン。

『ステファンだ』

それだけのセリフだが、なんか言い方がツボにハマって、当時は日夜、モノマネを繰り返していた。

 

ちょうど似たような時期に『大海賊』のビデオを見た。その2作品で映美さんを見て、ハッキリ言ってかなり惚れていた。そしてその後、僕自身初めての大劇場での観劇となった『シニョール・ドン・ファン』で、映美さんに完全にメロメロになることとなった。大劇場で生で映美さんを見た瞬間、僕はそのオーラに圧倒され、泣いてしまった。まぁ、その時の話は、またいずれ…。

話を戻そう。映美さんのイメージは、一般的には『可愛い』。この公演でのエヴァという役は、まさにそんな映美さんの魅力を十二分に引き出せる役だと言えよう。

ちなみに映美さんの大好きなところを僕に言わせれば…少しこもったような、個性的で魅力的な歌声。キレのあるダンス。感情のこもった演技。そしてもちろんルックス。さらに、男役主演である紫吹さんとの相性…まぁ一言で言うと、全部である。ベタ惚れ&ベタ誉めなのだ。

…とまぁ、つい映美さんについて熱く語ってしまったが…この公演、僕はビデオを見るたびに何度も泣いてしまった。クロード先生(湖月わたるさん)のセリフ『お前のこと…友達と思っていいか』で大泣き。エヴァの手術前に大泣き。エヴァの手術中のシーンに出てきたクロード先生の存在に大泣き。当然ラストシーンで大泣き。涙枯れ果てるまで泣いた。

…もしかしたら、僕は泣き上戸なのかもしれない。

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(10)シニョール・ドン・ファン 新人公演

 

どうにか引越しも、あらかた片付いた人生やまる。その際に、引き出しをガタガタやっていると、このビデオが出てきた。過去に、見たことは見たのだが…どんなのだったかほとんど忘れてしまっていたので、夕食を食べながら、久々に鑑賞することにした。

これまでにも何度か述べたことだが…この作品には、特別な思い入れがある。というのも、この僕が初めて宝塚歌劇を生で観劇したのが、『シニョール・ドン・ファン』の大劇場公演なのだ。本公演の主演娘役だった映美くららさんを生で見た瞬間、そのオーラに圧倒され泣いてしまったことは、今でも忘れられない。

新人公演については、ビデオのみでの鑑賞である。主演は北翔海莉さん。そして相手役は、紫城るいさん。残念ながら、今はもう二人の姿は月組にはないが、当時の月組が誇る、実力派コンビであった。

世界的なデザイナーであり、そして名だたるプレイボーイ(笑)でもあるレオ・ヴィスコンティに届く一通のブラックメール。愛憎と疑惑の中で、事件が発生し…みたいな感じの、ちょっとミステリーチックな要素を含んだストーリーである。

見ていて思ったのだが…紫吹淳さん、ずるい(^_^.)良い意味で。というのも…主役であるレオ・ヴィスコンティの役というのは、当時の月組トップであった紫吹さんのためにつくられたような…ちょっとクセのある、素敵なコンチクショウなのだ。あんなにも、個性的な役が、ばっちりハマるなんて…すごい。なんて…紫吹さん出てないのに、しみじみ思った。北翔さん、大変だっただろうなぁ…ドンファンといい、『ヴァンパイア・レクイエム』といい(^-^)笑

当時は、もちろん今よりもずっと若手だった北翔さん。貫禄という面では、少し頼りない感じがあった(まぁそれが、新人公演というものだが)。長所でもある、すごく優し~い雰囲気が多少、出すぎていたような気がするし。ところが、ひとたび歌いはじめると、さすが実力派。惚れ惚れするような声で、僕を魅了する。それにダンスもキレてる。『さすがやなぁ~』と一人で連呼しながら、じっくり鑑賞させていただいた。

それにしても…憧花ゆりのさん、めっちゃ可愛い…!まぁこの新人公演では、そうセリフも多くない役だったのだが、とにかく、見た目の可愛らしさと、あの声が最高である。今年行われた月組の高知公演の終了後、ホテルの前で出待ち(というか待ち伏せ)をしていた僕の前を憧花ゆりのさんが一人で通りかかったとき…最高のチャンスだったのに、テンパリMAXで声すらかけられなかった自分を、思い出す。

と、これを思い出すと若干へこみだすので…とりあえず話を締めておこう。

 

新人公演で経験を積み、舞台度胸もつけて、メキメキ頭角を現して…これからの未来を背負って立つ素敵なジェンヌさんが、どんどん活躍の場を広げていくことを、切に願う人生やまるなのであった。

あともう一つだけ、それに関して…。

あんまりトップのかたが、ころころ退団してると…あとに続く人がいなくなっちゃいます(ーー;)若手の方々が経験を積んで、熟成されて、素晴らしく育たれるまで…どうか皆さん、落ち着いていただきたい。旬だとか、人気があるとか、話題性とか…そういう基準って、ちょっと違くないですか?好きな人がトップになった瞬間、すでにその人の退団をイメージして悲しくなる自分が、むなしくなります。それが、逃れられないジレンマだとしても、最近は、あまりにも…。

実力がある人がトップになって、そして長く活躍する。トップという位置においても、さらに成長を続け、そしてそれに続く二番手以下の方々も、どんどんレベルアップしていく…。そんな宝塚を、僕は…望んでいます。

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(11)春野寿美礼さん

先日、最後のステージを終え、宝塚歌劇の舞台を後にした、花組男役トップスター・春野寿美礼さん。遅ればせながら…今日は春野さんについて、しみじみと呟いていきたい。

春野さんの魅力、と言われ、誰もがまず思いつくのは、やはりその卓越した歌唱力であろう。抜群の安定感に、伸びのある声。宝塚を初めてみた方は、その歌唱力に圧倒されてしまうはずだ。

僕の周りの宝塚ファン達の間でも、やはり春野さんが断トツで一番人気だ。僕より少し年上の、いわゆるオバチャン世代(すいません…)から、僕よりも若い女の子たちまで、幅広い年齢層から支持されている。

誤解のないように、ここで言っておくが…僕は春野さんのファンではない。個人的に、ひいき目に見た事はない。もちろん、かと言って春野さんを嫌っているわけではない。高度な歌唱力は、花組全体の舞台を引き締め、それだけで観客には安心感を与える。見ているほうも、芝居にどんどん入り込める。そういう意味では、春野さんの時代の花組は、最も宝塚らしい組だったのかもしれない。

さて、僕が初めて春野さんを生で見たのは、いつだったか…。考えてみるとそれは、大劇場公演ではない。何年か前の地方公演で、愛媛県の西条に花組さんがやってきた時の事だ。演目は『琥珀色の雨に濡れて』『カクテル』。何とも豪華な演目であった。この作品については予備知識もあったので、余裕を持って観劇することができた。

僕は真ん中あたりの列の、どセンターの席だった。目の前は、横断できるような通路だったので…もしかしたらショーで降りてくるんじゃないのか、と少し期待していた。すると案の定、ショーの途中で春野さんを始めとする花組のメンバーさんたちが舞台から降りてきた。そしてなんと、春野さんが目の前にやってきた。そう、僕の席は、どセンター。当然といえば当然のことなのだが、現れた春野さんは僕の目の前に立ち、熱唱。

 

ホヘー(*^。^*)

 

一瞬、夢見る乙女のようなテンションに陥ってしまった、こう見えてミーハーな人生やまる。あの時だけは、僕の瞳はきっと輝いていたに違いない。トップスターの力を目の当たりにした瞬間であった。

割と長い期間トップスターを務めた春野さん。その数多い主演作品の中で、僕が特に印象的だったのは…やはり『エリザベート』『ファントム』などの大作だろうか。その実力を惜しむことなく発揮する春野さんの姿は、ファンではない僕の目にも焼き付き、鮮やかな記憶となって残っている。春野さんの熱狂的なファンからすれば、その感動は、倍率ドン・さらに倍であろう。ちなみに個人的には、『天使の季節/アプローズ・タカラヅカ』なんかも大好きだ。

かつて相手役を務めた、ふづき美世さんが退団され、桜乃彩音さんが娘役トップスターに就任し…瀬奈じゅんさんも、彩吹真央さんも、蘭寿とむさんも、それぞれ別の組に…。花組は、ここしばらくの間に、大きく変化した。そして今回の、春野さんの退団。ほんの数年前の中心的メンバーたちは、皆いなくなってしまった。しかし、春野さんたちが作り上げてきた花組の歴史は、次の世代のメンバーたちに確実に受け継がれていくだろう。これからは真飛聖さんを筆頭とした新生花組が、さらに進化した花組を見せてくれるはずだ。

そういえば大空祐飛さんも先日、月組から異動との発表がされた。これについては、ファンの間ではナカナカの騒ぎになっていた。意外すぎる、という意見が圧倒的に多かった。ちなみに僕も驚きである。月組の舞台で瀬奈さん、霧矢大夢さん、祐飛さんの3人が並ぶ姿を、もっと見ていたいと思っていたのに…。

とまぁ、色々と語ったところで…個人的には、花組に触れるなら、大好きな桜乃彩音さんについても熱く語りたいところなのだが…なんか長くなってしまいそうなので、それはまた、別の機会に。

 

間違いなく、宝塚歌劇団の、ひとつの時代を担った春野寿美礼さん。本当にご苦労様でした。春野さんのような本格的な実力派が、これからの宝塚でもっともっと育っていくことを、願います。数々の素敵な舞台を、ありがとうございました。

by 人生やまる

 

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宝塚に魅せられた人生(12)ミケランジェロ新人公演&やまるランキング

前に友人に、色々と録画してもらったビデオ。スカイステージで放送していた宝塚の公演ビデオ達である。これがまた多い。タンスにギュウギュウ。この部分の床が、そのうち抜けてしまうんじゃないかと心配になる。もちろんその全てのビデオに目は通してある。

ついに決意し、ある程度整理することにした。『たぶんもう二度と見ないだろう』ってやつをピックアップし、そして最後に見納め。そうしてから、サヨナラである。

そして今日、というかついさっき、ビデオデッキに挿入されたのが『花組公演・ミケランジェロ新人公演』である…。このタイミングで見る、ということは当然…僕はこの鑑賞を最後に、このビデオを捨てるつもりだった。本公演のビデオあるし、いいか、とか思って…。

 

新人公演の完成度を大きく左右するのは…やはり主演の方の力によるところが大きいだろう。この新人公演の主演は蘭寿とむさん。今では宙組に異動しているが、その当時は花組で活躍していた実力派。

誤解の無いようにハッキリ言っておくが…僕は蘭寿さんを特別ひいきにしているわけではない。だが改めて舞台を見ると、その実力に思わず目がハートになる。

もともと、すごく良いストーリーで、非常に完成された作品なのだ。そこへ、歌やダンス、芝居、全てに隙のない蘭寿さん。しかも要所での、あの何とも言えない、感情こもりまくりの表情を見ていると、もう画面に釘付けになってしまう。そして僕、半泣き。最後は『愛アモーレ~』とか、一緒に歌いながら号泣。

そして最後のあいさつ。新人公演の場合、やはりあの場で感極まり、涙を流してしまうジェンヌさんも少なくない。蘭寿さんも泣いていた。あそこで泣かれてしまうと、僕ももらい泣き&微笑ましくて高感度アップアップ♪♪なのである。

ってか、こんな素晴らしい作品…

 

捨てられるわけ、ないじゃんっ!!!

 

…というわけでこのビデオ、残留決定である。蘭寿さんには、『神のごときミケ蘭トム』という称号を送りたい。

…なんて、こんなマニアックすぎる、しかもこんなに劇的にくだらないギャグで終わるのは、あまりにもツライので、最後のオマケに、人生やまる的な色々ランキングを載せておきたい。

 

現役で、僕は特別ひいきでは無いが、素晴らしい実力を持っていると思うジェンヌさん。

第1位 蘭寿とむさん♪

第2位 北翔海莉さん♪

第3位 彩吹真央さん♪

 

現役で、大好きな男役さん。

第1位 瀬奈じゅんさん♪

第2位 柚希礼音さん♪

第3位 沙央くらまさん♪

 

現役で、大好きな娘役さん。

第1位 晴華みどりさん♪

第2位 彩乃かなみさん♪

第3位 華美ゆうかさん♪

第4位 美穂圭子さん♪

第5位 桜乃彩音さん♪

 

好きな娘役さんは、たくさんいるので…まぁこのランキングには書ききれない。ちなみに…今、期待してる若手のジェンヌさん第1位は…花組の華月由舞さんです。前に何かで見たダンスが、他の誰よりも、めっちゃ光ってたから。

今日は休みなので、久々に家で宝塚に浸りきってます。

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(13)LUCKY STAR!

ふと手にとったのは、星組さんの公演『LUCKY STAR!』。ほんと久々に見たのだが…今日はこれについて、お話したい。それにしても…そろそろ久々に、生で見に行きたい人生やまるなのであった。お金と時間(特にお金)を誰かください。

まずはトップの二人、香寿たつきさん、そして渚あきさん。言わずと知れたことだが、個々の能力は非常に高い。香寿さんの歌唱力は、歴代のトップスターの中でも最高レベルなのではないだろうか、と思う。包み込むように優しい歌声と、雰囲気。それももちろんだが、僕的には香寿さんのダンスも好きだ。一方の渚あきさんも、男役と娘役の違いはあれど、思うに香寿さんと同じタイプである。柔らかく、そして高レベルの歌声と、おっとりした雰囲気は、月組の彩乃かなみさんを思い出させる。

そしてさらに…そんな二人の相性が、もうめっちゃイケマクリ(超イケてる、みたいな意味ね)なのだ。熟練された二人の、お互いに対する信頼がすごく伝わってきて…僕はビデオ見ながら思わず微笑んでしまう。僕の思う、宝塚ベストカップルランキングでも、かなり上位に食い込んでいる。ちなみに不動の一位は、紫吹淳さん&映美くららさん(月組)である。

ちなみに、『プラハの春』は、今日は見なかった。あれ見ると…トップの二人の演技に感動し過ぎて、確実に号泣してしまうのだ。完全に入り込んでしまうので、気軽に見れるシロモノではない。素晴らしい作品である。

安蘭けいさん…やっぱ存在感あるなぁ。このショーのような安蘭さんの使い方、すごく好き。何というか、ジョーカー的な存在、というか、他の人とはちょっと違う衣装やノリで、舞台にアクセントをつける感じ。うまく説明できず申し訳ない。とにかく、裏付けされた実力を持っている安蘭さんだからこそ、こういった役ができるのだ。

夢輝のあさん!素敵である。個性の塊、といった感じだ。高音なのに、なぜかダーティな歌声はとても綺麗で、印象的だ(その分、低音は少し苦手なようだが)。僕が初めて夢輝さんを見たのは、バウの名作『イーハトーヴ夢』のビデオにて、である。僕はその当時、夢輝さんを『カンパネルラ』と呼んで親しんでいた。カンパネルラ、というのは実際は夢輝さんの役ではないのだが…夢輝さん演じるジョバンニが、親友であるカンパネルラを、鼻から抜けていくような、究極に情けない声で『カンパネルラァ~』と呼ぶのが、印象的すぎて…いつしか僕は、夢輝さん自身をそう呼んでいたわけである。

そんな夢輝さんと、そして真飛聖さん朝澄けいさんのトリオは、なかなか素晴らしいコンビネーションである。高音で、それでいて不思議と重厚な夢輝さんの歌声と、低音で響く真飛さんの歌声、そして二人の個性の間に入って、バッチリまとめる朝澄さんの歌声。ビジュアル的にも絵になる三人だけに、結構見入ってしまった。それにしても、朝澄さんって、春野寿美礼さんに顔が似てるなぁ…って昔から思っているのは、僕だけだろうか?

とまぁそんなわけで、今回も幸せに浸っていた人生やまるであった。

あ、そういえば数年前、香寿さんが宝塚歌劇団を退団後に出演した舞台作品『屋根の上のバイオリン弾き』を見に行った。高知で公演してくれたから。香寿さん高知入り、である。速攻で取ったさ、最前列のチケット。そして見た、生タータン(笑)。

なんか、若い娘さんの役って書いてたから…香寿さんには、『熟練男役』のイメージを持っていた当時の僕は、なんだか心配になってしまったのだが…いざ舞台を見ると、そんな心配は全く無用であった。宝塚時代とは、かけ離れた感じの役を、香寿さんは完璧にこなしている。これがプロというものか…と、普通に感動した。

舞台が終わって、当然のように出待ち。出てきた香寿さんを見送った後の帰り道…高知城の近くにて、夜なのに何故かサングラスをかけた女性を発見。それが、先ほどまで舞台に上がっていた出演者の、知念里奈さんであることに気付いた人生やまる。テンションは夜空よりも高く上がり、スススと近寄って、迷わず声をかけた。実際、知念さんは舞台ですごく輝いていたから…もうなんか凄く、嬉しかった。とても愛想良く対応してくれたし。どうやら知念さんは、高知城を携帯で撮影していたもよう。

あ、ヤバい…何年も前の話なのに、テンション上がってきた。キリがないので、今日はこの辺にしておこう。

それでは、また。

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(14)彩乃かなみさん

ゴールデンウィーク。そう。ゴールデンウィーク。

休みなのは素晴らしい事なのだが、どうやら僕の最大の目的は果たせそうにない。

宝塚歌劇・月組公演 『ME AND MY GIRL』nightshine

観に行けねぇぇぇぇぇcryingcryingcrying

結局かよ。ここしばらく、時間的事情&金銭的事情により、全く大劇場まで足を運べない。なんと悲しいことか。ゴールデンウィークなら、暇はあるので、誰かお金をください。

今回の月組公演、宝塚歌劇団にとって、そして何より僕の宝塚人生において、大きなポイントとなるのだ。理由?そんなものは明白だろう。それは、もちろん…

 

彩乃かなみさん・退団

 

これである。僕にとって彩乃かなみさんは、特別な人。本当は、どんな手段を使ってでも、この退団公演を見に行きたかったのだが…もはやそれも、タイムリミットを迎える。確か5月の5日で大劇場公演は終わってしまう。バリバリ西日本、っていうか、四国という名の小さな島国に住む僕にとって、残念ながら東京宝塚劇場には全く親しみも実感も無い。よって、5月の5日の公演で、僕の中での彩乃かなみさんは、最後の役目を終えることとなる。

かなみさんを知ったのは、まだ、かなみさんが宙組にいた頃。ビデオで見た『傭兵ピエール/満天星大夜総会』において、その抜群の歌唱力に心惹かれたのがキッカケだった。その後、かなみさんの影を追うように、過去のビデオを見たり(花組時代のマノンや、ロミオとジュリエットとか)、もちろん大劇場へも足を運んだ。そしてファンクラブにも入った…。

そんな思い入れのあるジェンヌさん、彩乃かなみさんcrying

笑顔で送り出す、とか、そんなんじゃなくて…純粋に、悲しい。宝塚歌劇団から、また一人、最高の実力を持った人が去ってゆく。あのレベルの歌唱力を持ってる人なんて、そうそういない。

おぅおぅおぅcryingcryingcrying

映美くららさん、檀れいさん、朝海ひかるさん、そして彩乃かなみさん…

大好きな人が辞めていく悲しみに、なかなか慣れない人生やまるである。きっとこんな辛さを、これからも何度も味わうことになるだろう。晴華みどりさん華美ゆうかさん美穂圭子さん桜乃彩音さん…他にもたくさんの、大好きなジェンヌさんたちも、いつかは退団してしまうのだ。悲観的になり始めると、キリがない。そして、かなみさんについて深く語りだすとキリがないので、今日はやめておこう。

最後の日は、家で、かなみさん出演のビデオを見よう。そして、地味に一人、悲しもう。

 

月並みな言葉ですが…かなみさん、僕に最高の癒しと夢を、ありがとうございました。

 

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(15)ME AND MY GIRL

ああ…

もうすぐ、月組の東京公演『ME AND MY GIRL』も、その公演期間を終えてしまう。

イコール…

大好きな彩乃かなみさん、完全に退団cryingcryingcrying

という悲しすぎる現実が間近に迫ってきている、という事だ。悲しすぎる。やっぱり悲しすぎるっす。特に口惜しいのは、結局一度もこの公演を見に行けなかった事だ。おお、神様、今からでも遅くはないので、僕に千秋楽の最前列のチケットと飛行機のチケットをください。あと、ホテルの手配をしてください。観光もしたいので、小遣いもください。

いやいや、アホみたいなこと言ってないで、宝塚のお話をしようflair

さて、タイトルからして、今回は月組公演『ME AND MY GIRL』のお話かと思われるかもしれないが…前述のとおり、僕は公演を見ていない。

では、どんな話かというと…

ミーアンドマイガールといえば、今回が再演となる作品。過去に行われた、当時の月組、天海祐希さんの時代の公演は、かなり評判が良かったらしい。名作といわれている。だからこその再演なのだろう。

ところがどっこい(古)、僕はこの作品も見ていない。残念ながら僕が宝塚歌劇にハマったのは、天海さんの時代より、かなり後の事である。もちろん僕は過去のビデオもたっぷり見たわけだが、残念ながら、まだここまでは…さかのぼってなかったcoldsweats01まだまだ甘かった僕である。

そんなわけでついに、知人に貸してもらった、ミーアンドマイガールの天海祐希さんバージョンを、今更になって見たわけだ。瀬奈じゅんさんバージョンは、また今度誰かにDVDを借りよう…。その日まで、楽しみにとっておこうconfident

ということで、天海さん版の感想を書いてみたりする。いわゆる、フェイントだ。ふふふ。

 

天海祐希さんといえば、いまやすっかり芸能人としてテレビでお馴染みとなっている。僕は天海さんの宝塚での姿をガッツリ見るのも、これが初めてだった。ウイリアム役が見事にハマっている、という印象だscissorsそして、天海さんと共に舞台を飾るメンバーも豪華shine真琴つばささん姿月あさとさん久世星佳さん汐風幸さん、そして愛しの風花舞さんheart02

公演は、これぞまさしくミュージカル、といったノリだ。コメディタッチの物語のテンポも良ければ、皆が踊って皆が歌う数々のシーンも、実に小気味良いnoteテンションが高く、笑いを誘うような場面が多々だが、キメるところはビシっとキメてくる。グイグイと引き込まれる、そんな作品だ。名作、といわれているだけあり、さすがだsmile

そして次第に、それぞれの配役を瀬奈さんバージョンの配役に置き換え、イメージを重ねながら妄想するという、妙な荒技を駆使し始める僕であった。ウイリアムを瀬奈さんがやって、こんなにハジケちゃうのか…サリーをかなみさんがやったら、麻乃さんとは、また違った感じになるんだろうなぁ…とかwinkなんか、楽しかったupwardright

そして、サリー役の魅せどころも満載だ。ということは、かなみさんの魅せどころも満載、ということだ。うむ、ひと安心heart04でも…愛する人の為に身を引いたり、とか…やっぱり、切ない。

最後に、真琴つばささんの役、ジャッキーについても触れてみたい。真琴さんは今回なんと女性役に扮して大活躍なのだ。最初に見た時の、僕の印象…

うわ、真琴さん、まさしく女性に…

 

まるっきり女性に…

 

見えねぇぇぇぇっsign03

 

見えないっすよ、真琴さん(笑)当時、宝塚にハマった直後で何も知らない僕なら…『長い春の果てに』で娘役に扮した大空祐飛さんしかり、汐風幸さんしかり…あの時のように、真琴さんを純正の娘役だと勘違いしたかもしれないが、今ではさすがに…真琴さんの男役姿に馴染み過ぎているものでbleah全然娘役には見えないっす。でもそこがまた、イイgoodそこがまた、不思議と合っている。

とにかくオープニングからエンディングまで、物語の流れもバランスも良く、終始楽しませてくれたミーアンドマイガール。こういった素敵なミュージカルには、やはり心温まるハッピーエンドがよく似合うribbon

早く、瀬奈さんバージョンのDVDにもお目にかかりたいものだ。むふふcatface

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(16)山科愛さん…

シナちゃんcatface

あえてこう呼ばせてもらおう。というのも…僕は普段から、基本的にあまりジェンヌさんを愛称では呼ばない。瀬奈じゅんさんの事は瀬奈じゅんさんと呼ぶし、大和悠河さんは、大和悠河さんと表現する。愛称とか、何か苦手だ。別に友達ではないのだし。

そんな僕だが、山科愛さんについては、不思議と昔から『シナちゃん』っていうのが定着している。何故かと考えると…そこには、ズバリ山科愛さんの、可愛さが深く関連している。つまり、山科愛さんは、純粋に可愛すぎるので…さん付けは、もはやふさわしくないという認識があるわけだheart04

とまぁ、ごちゃごちゃと並べてしまったが…要するに、山科愛さんはメッチャ可愛い、という事であるlovely

僕が大好きなショーの一つに、雪組『レ・コラージュ』があるのだが…あれの最初のほうのダンスのシーンで、確か黄色いヒラヒラした衣装でシナちゃんが元気いっぱいに出てきて踊るトコがある(最近はこのビデオ見てないので、衣装の色の記憶が曖昧だが)。とにかくその場面でのシナちゃんを見ていると…どんなに疲れてても、機嫌が悪くても、へこんでても、自然に僕は笑顔になってしまうcatfaceそれほどに、シナちゃんの可愛さは絶品であるshine

もちろん、可愛さだけではない。実力だって高い。雪組バウ公演『アメリカン・パイ』に、貴城けいさんの相手役として素晴らしい舞台を見せつけてくれた山科愛さん。直接公演を見たわけではないが…当時、僕はそのビデオを買った。特に深い理由は無かったが、買った。今も家にあるから、今度久々に見てみようかと思うflairそのアメリカン・パイで、初めてじっくりと山科愛さんを見せていただいたのだが…難しい役柄だったにも関わらず、すごくハマっていた。リュー役の山科愛さんの演技力や歌声は堂々たるもので、僕はすっかり物語に入り込んでしまった記憶があるweep

 

なぜこの話をするのかというと…

まあ、もう皆さんご存知だろうが…

 

山科愛さん退団cryingcryingcrying

 

これである。泣けてくる。なんか、退団ばっかり。僕がしばらく大劇場に見に行けてない間に…いったい何人の素敵なジェンヌさんが去っていくのだろうweep公演の度に、何人ものジェンヌさんが退団するというパターンに、やっぱり慣れない人生やまるであるgawk

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(17)猛き黄金の国

今日でついに、彩乃かなみさんの宝塚歌劇団での活躍は最後となったcryingそれもあって、今日は、とっても宝塚な気分だったので、ビデオを見ることにした。ただ…かなみさん出演の作品を見ると、悲し過ぎて、あまりにも切なくなってしまいそうなので…あえて全然無関係のビデオを見ることにするweepweepweep

そんなわけで何となく…『猛き黄金の国』sign03もう久しぶりに見るから、内容忘れてしまっていた。

まぁこの作品、まず何が素晴らしいかって…

それはズバリsign03

土佐弁sign03

土佐の高知に生まれ育った僕だからこそ、この宝塚×土佐弁のコラボには、もうメロメロなのであるlovely

そこで今日だけは思い切って普段とテイストを変えて…この作品の感想を、土佐弁で述べていきたいと思うので、よろしくお願いしたい。解読不能な部分も多いかと思われるが、あしからずpaperそれでは、どうぞsign01

 

まず主演は、轟悠さん(岩崎彌太郎)ながってね。ほんで相手役は月影瞳さん(喜勢)。久々に雪組トップ時代の轟さん見たけど、やっぱり風格があるでねぇhappy02豪気でワンマンな岩崎彌太郎の役、メッチャ合っちゅうし。

それに他のメンバーもすごい豪華ながやきwink湖月わたるさんは相変わらずすごい存在感あって、感情こもった演技が、グイグイ引き付けてくれるしshine

高知で一番の有名人、坂本竜馬の役は絵麻緒ゆうさんwinkもうビジュアルから芝居まで、超ハマっちょった。本当の坂本竜馬には会ったこと無いき、どんな人かは知らんけど…自由で器が大きくて、世界を、それに未来を見据えよったといわれる竜馬を、絵麻緒さんはバッチリ表現しちょったと思うでfuji

さらに貴城けいさとか、大好きな朝海ひかるさんとか…未来の爽やかトップ(笑)も活躍しよったし、娘役も、すごくキュートな紺野まひるさんとか、愛すべき歌姫、美穂圭子さんとか…とにかく見どころ盛りだくさんheart01愛耀子さんのギャルメイクとか、微笑ましかったしcrown

轟さんを始めとして、たくさんの出演者が土佐弁全開で喋るがやけど…やっぱすごい練習したんやろうなぁって思う。土佐弁って、やっぱり一部限定のマイナーな方言やき、発音とか意味不明な語尾とか、県外の人には難しいろうし。その当時、きっと雪組の面々は高知の言葉とか人物とかを皆で一生懸命勉強したがやって想像したら、なんかちょっと嬉しくなるちやnote

月影瞳さんが、はりまや橋の歌を歌うシーンもあったりなんかして…高知ってなかなか本格的に取り上げられる事も少ないき、テンション上がるでねupwardrightまぁ実際のはりまや橋は、カナリしょぼいがやけどね(笑)

美穂圭子さんは長崎の芸者の役で、極上の歌声を披露しよったけど、せっかくやったら土佐の女性の役で出て、歌ってほしかった、とかって思いながら見よったcat美穂圭子さんLOVEやきheart04

 

……まぁ、そんな感じである。土佐弁フルスロットルの人生やまる。喋ってると、別に気にはならないのだが…やはり文章にすると、なんか変だ。なんだか知らないが、我ながら、まるでエセ土佐弁を書いてるみたいだ。書いてる僕が違和感あるのだから、この記事を見た方々は、もっと違和感があるのだろうsweat01

というか、恥ずかしながら、岩崎彌太郎さんという人物を、僕はこの作品を見るまで知らなかったweep作品は、彼が三菱という会社を立ち上げて、大きく育て上げるまでの道程を追ったものとなっている。その中で様々な人物と出逢い、野心に燃えて、己の行く道を決めて真っ直ぐに突き進んでいく彌太郎の生涯は、実に自分に正直で人間的なものであると思う。彌太郎も竜馬も、目指す『目標』や『夢』を持っていたからこそ、こんなにも輝いて見えるし、没後もこうして様々な形で語り継がれているのだcatface

やっぱり、夢を持って生きる事は大切なんだって、この作品を見て、改めて気付かされる。そういえば、ドラゴンボールの孫悟飯も、小さい時に言っていた。『大きくなったら、偉い学者さんになりたいなぁ』とか何とか。

ちなみに僕の夢は…内緒であるcatface

by 人生やまる

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宝塚に魅せられた人生(18)微妙コラボ

どうも。やまるさんです。

友達からメールが来て、今日のHEY!HEY!HEYに、例の宝塚歌劇団・元トップスターにより結成されたユニット『T4』が出演していると教えられた。

普段は見ない番組だが、そういう事ならと、一応チェック。一応…ね。

ファンの方ならもちろんご存知の、紫吹淳さんと湖月わたるさん、彩輝なおさん、貴城けいさんによって編成される、超スペシャルなユニットなのであるheart04

トークに歌、両方見せていただいた。紫吹さんとか湖月さんは、もう特に大好きな部類に入るジェンヌさんだったので、さすがにテンションが上がったlovely歌声も、さすが舞台に立っているだけあって、相変わらず素敵だったし、存在感がハンパじゃないup

 

でもね…

 

ほんと以前から思うことがあって…

 

それは…

 

 

なんでコラボするんだろう??

 

って事。

 

その四人が、って事じゃなくて…

 

なんで、宝塚とテレビが、混ざっちゃうんだろう?って事。

 

よく言われるような、『宝塚は夢の世界』という説に、僕は大きく賛同している。だからこそ、高いお金を出して劇場に足を運んで、ジェンヌさんを見ただけで心がときめく。ここに来れば、日常とは全く違う、純粋な気分の高揚を感じる。嫌な事を忘れて、夢を見ているような気持ちになれる…。だからこそ僕は、宝塚歌劇のファンなのである。

でも、最近は普通にやってるテレビへの露出が多くなって…何も知らない芸能人と混じって、無難でしょうもない質問に答えて…。

そりゃあ、各メディアへの進出は必要なのだろう。新たなファン獲得のためにも。

でも、そんな方法で手に入れたファンって…意味あるんだろうか?テレビで歌ってるのを見て満足した人が、わざわざ劇場まで足を運ぶだろうか?ゆるゆるになった境界線。宝塚歌劇って、芸能界の一部だったっけ?

今回の場合は、すでに退団された方々だから、もちろん口を出す余地なんて無い。でも、僕の中では、いや、多くの宝塚ファンの中では…あの四人は、まだ『宝塚』を象徴していることだろう。だから…微妙。まだ早すぎるんじゃないかって思う。例えば天海さんや真矢さんは、もう完全に芸能人なので何の違和感も無いのだが…。

 

あろうことか、たまに現役のジェンヌさんが普通にバラエティに出てたりすると…結構マジにへこむ。

 

そのうち、タレントとかスポーツ選手やら芸人さんとかとタカラジェンヌが、ポコポコ結婚しちゃったりする時代が来るんだろうなぁ…テレビへの露出もどんどん多くなって。

 

はぁ…。

なんで混ぜちゃうんだろう。

 

 

お酒が飲みたいですweepweep

by 人生やまる

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